株式会社実業之日本社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩野裕一氏)が2023年2月に刊行した井田千秋氏著『家が好きな人』が、フランス最大級の読書SNS「バベリオ(Babelio)」が主催する「バベリオ賞 2026」の漫画部門を受賞した。授賞式は現地時間6月10日(水)夜、フランス・パリにて開催された。
「バベリオ賞」は2019年に創設された文学賞で、ユーザー数240万人を抱えるバベリオが主催する。フランス文学、外国文学、漫画など全10部門で構成され、読者のリアルな評価と投票によって受賞作が決定される、フランス国内で非常に注目度の高い賞だ。2026年度の漫画部門では、2025年10月1日から2026年5月1日までに現地で刊行された作品の中から読者評価が5点満点中4点以上を獲得した上位10作品がノミネートされ、5月26日まで一般ユーザーによる最終投票が行われた。過去の同部門では『約束のネバーランド』『SPY×FAMILY』『シュナの旅』といった世界的名作が受賞しており、今回の受賞はその系譜に連なるものだ。
授賞式ではフランス語版の出版社Soleil Manga編集長・Iker Bilbao氏が井田氏のメッセージを読み上げた。井田氏は「日本の小さな家で、机に向かってコツコツ描いた本が海をこえてフランスで楽しんでもらえているなんて、夢のようです」と喜びを語っている。
『家が好きな人』は、心落ち着くお部屋やお気に入りの生活雑貨、ほっと一息つく時の一杯といった日常の幸せなひと時を、温かなタッチのイラストとエッセイで綴るオムニバス形式のオールカラーコミック&イラスト集だ。国内では20万部、海外でも11の言語に翻訳され8万部に達し、国内外でベストセラーとなっている。バベリオのユーザーからは「色彩豊かなイラストから溢れ出る優しさがたまらなく好きで、本当にたくさんのインスピレーションをもらいました」といったレビューが寄せられており、日常の温もりを描いた本作の普遍的な魅力がフランスの読者にも深く届いた結果と言えるだろう。
書籍の詳細は実業之日本社の公式ページ(https://www.j-n.co.jp/books/978-4-408-64080-8/)にて確認できる。
