株式会社ボーンデジタル(東京都千代田区、CEO新和也)は、人体の動きを詳細に解説する書籍『アナトミー・イン・モーション 動きのビジュアルリファレンス』(著:3dtotal)の日本語版を2025年9月下旬に発売する。
本書は368ページにわたり、ジャンプや格闘、ダンスなど多彩な動作をとらえた750点以上の写真とイラストを収録。撮影されたプロのモデルの動きをもとに、筋肉や骨格の構造を示す図を重ね合わせることで、動作中の人体を視覚的に理解できるように構成されている。輪郭図や平面図、エコルシェ図(筋肉図)も盛り込まれており、アーティストが表現力を高めるための参考資料となる。
本書は『Anatomy in Motion』の日本語版であり、同社が過去に刊行した『アーティストのための人体解剖学ビジュアルリファレンス』の続編的位置づけとなる。今回は特に「動き」に焦点を当て、伝統的な彫刻や油彩、イラストレーション、CG、3D制作など幅広い分野のクリエイターに活用できる内容となっている。
著者の3dtotalは、初心者からプロまでを対象にした実用的なアートブックを発行しており、世界中のトップアーティストによるチュートリアルやガイドを提供してきた。『アナトミー・イン・モーション』もその理念に基づく出版物であり、アーティストにとって動きの研究に欠かせない一冊になりそうだ。




