HiClub株式会社（東京都港区、代表取締役社長・古谷由宇）は、対話型AIアプリ「SynClub」（iOS・Android）およびWeb版に搭載しているAI漫画生成機能を2025年8月1日にアップデートした。これにより、ユーザーはAIとのチャット形式で脚本構成からキャラクター設定、コマ割り、漫画画像生成まで、一連の制作工程をスムーズに進められるようになった。
新機能では、ストーリーの骨組みや登場人物の性格をAIとの会話を通じて決定し、完成した構成に基づきAIが各コマの画像を自動生成する。ブラウザ上で完結する直感的なインターフェースを採用し、特別なアプリのインストールや専門知識は不要だ。初心者でも迷うことなく制作を進められるナビゲーション設計が特徴で、より自由度の高い漫画制作体験を提供する。
実際の制作過程はSynClub公式Xアカウントで動画として公開されており、ブラウザ版では思いついた漫画のイメージを入力するとAIがシナリオを生成し、ユーザーが承認や修正指示を出しながら登場人物やコマ割りを整え、最終的に作品を完成させる流れとなっている。
同社は今後もアプリ版・ブラウザ版双方で新機能の追加や改善を継続し、会話体験のパーソナライズ化や創作支援機能の強化を図る方針だ。過去の対話履歴やユーザーの好みに基づく自然な応答や、画像・シナリオ生成との連携によるマルチメディア表現の拡張も視野に入れている。SynClubは「AIと一緒に創る楽しさ」や「自分らしい表現」に出会える場として、さらなる利用拡大を目指している。
