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デジタルテクノロジーを駆使したアートプラットフォームを運営するNEORT株式会社が、RAYARD MIYASHITA PARKと連携し、都市空間におけるデジタルアートの新たな可能性を探る実験的な展示を開始した。9月9日から10月12日まで、宮下公園内の計42面にわたる大規模デジタルサイネージを活用し、新たなアート体験を来場者に提供する。

広告媒体から「文化創造の場」へ

今回の展示は、商業的なメッセージを発信する場であったデジタルサイネージを「文化創造の場」として再定義する試みである。宮下公園内に新設された25台を含む、合計42面のサイネージネットワークが活用され、施設全体で統一されたデジタルアートが展開される。NEORTは、この展示を通して、参加の開放性(誰もが参加できるボトムアップな文化創造)、場所の記憶化(デジタル技術による新たな文脈の創出)、公共性の実験(公園という公共空間における文化的アクセシビリティの探求)といった3つの価値を表現する。日本の都市開発の歴史を体現する場所である宮下公園で、デジタルアートが持つ可能性を最大限に引き出す狙いだ。

2つの作品が渋谷の景色を変える

展示作品は、国際的にデジタルアートをコレクションするGLIMMER DAOとのコラボレーションにより選出された2つの作品が、期間を分けて放映される。

第1期間(2025年9月9日~9月28日)

北千住デザインによる作品「Brutal Divs」が展示される。これは、ウェブデザインの日常的な要素を再構成したジェネラティブアートであり、建築の「ブルータリズム」から着想を得た、新たな視覚表現の実験的な作品だ。

第2期間(2025年9月29日~10月12日)

seohyoによる作品「Tracing the City Lights」が展示される。夜の都市の光を想起させる色彩の円形が、動的な軌跡を描き、都市のエネルギーと活力を視覚化している。

これら2つの作品は、デジタル技術の特性を活かしながら都市空間に新たな文脈を創出するよう、NEORTがキュレーションしたものだ。展示はRAYARD MIYASHITA PARK内の各デジタルサイネージにて、施設営業時間内に無料で鑑賞できる。この大規模なサイネージ展開により、多くの来場者がデジタルアートの魅力を体験できる機会となるだろう。

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000041243.html

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