株式会社Moonbow Musicは2026年6月8日、立体音響に特化した専門部門「Moonbow Immersive Audio Lab」を新設した。横浜のレコーディングスタジオ「Moonbow Music Yokohama」がDolby Atmos®導入に伴い改装オープンしたことに合わせての設立となる。
同部門では、立体音響に関する研究開発・収録・編集・空間設計・コンテンツ制作など幅広い相談に対応する。自社スタジオにはDolby Atmos®対応設備に加え、8chキューブスピーカーを常設している。さらに、国内では数社にのみ一般利用が許諾されているヤマハのViRealマイク™も導入済みだ。スタジオ利用や出張録音、研究開発など多数の引き合いをすでに受けているという。これらの設備は企業から個人のアマチュア制作まで、誰でも利用できる。
同社が立体音響に本格的に取り組み始めてから6年余りが経過した。その実績は多岐にわたる。株式会社わかさ生活の京都本社ビル「WAKASA&CO.」では、1Fおよび2Fの全音響設備のコンサルと施工を担当した。トヨタ自動車株式会社のJapan Mobility Show 2025ブースでは、6.1.2chのオリジナルサラウンド音響を制作している。また、音響特機株式会社のInterBEEブース向け8chCubeサラウンド音響コンテンツ制作も手がけた。ヤマハ株式会社とは立体音響収録・コンテンツ制作・教育研究協力など幅広く連携している。
教育分野でも実績は豊富だ。デジタルハリウッド大学や洗足学園音楽大学、東京スクールオブミュージック専門学校渋谷などと連携し、立体音響の普及・教育に貢献してきた。エンターテインメント領域では、株式会社松竹のホラー映画「シライサン」でイヤホン360企画向けの立体音響SE制作を担当した。ことでん(琴平電鉄)の車両を貸し切ったバイノーラル作品の制作実績もある。レコーディングや音声編集だけでも年間100本以上の作品に携わっており、個別の相談に応じたサポートが可能だという。
