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怪獣ソフビの第一人者として世界に名を馳せる造形作家・赤松和光の個展『怪獣ラボ展~赤松和光“DESTROY ALL MONSTERS14 怪獣総進撃”~』が、8月9日から31日まで、東京・原宿のSOMSOC GALLERYで開催される。

本展は、世界的に熱狂的なファンを持つ赤松氏のオリジナル怪獣シリーズ「SKULL HEAD BUTT」を中心に、150点を超えるソフビ作品が一挙に展示される貴重な機会となる。会場では、作品の展示だけでなく、怪獣スケッチや過去インタビューによってソフビの歴史を紐解く構成がなされており、アートトイ文化への深い理解と敬意が込められている。

また、SOMSOC GALLERY代表アーティスト・静電場朔とのコラボレーション作品「Electric Eye」シリーズや、他アーティストとの共作も展示予定で、個展ならではの特別な出会いが待っている。

展示初日となる8月9日には、オープニングパーティー「怪獣が迫る」が実施され、赤松氏に加え、プロレスラーで音楽家の矢口壹琅が登場。さらにロンドン出身のDJ、Miles Woodroffeによるプレイも予定されており、アートと音楽、パフォーマンスが融合した一夜となる。

この個展では、怪獣プロレスとのコラボレーション企画も見逃せない。赤松氏がデザインしたプロレス怪獣の抜け殻展示のほか、8月9日夜には“怪獣プロレスラー”がSOMSOC GALLERYを襲撃する演出が予定されている。その他の日程の登場情報は公式Instagramを通じて発信される。

展示期間中の目玉イベントとして、赤松氏のソフビ作品販売会が8月23日と24日に実施される。各日75体ずつが販売される予定で、事前に公表される作品情報を確認しよう。販売は先着順で、完売次第終了となる。購入者は8月31日に会場での受け取り、または発送での対応が可能となっている。

会場では展覧会に合わせたオリジナルグッズも販売される。キャップやTシャツ、キーホルダーなど、赤松氏の怪獣がデザインされたアイテムはファン必見だ。グッズはギャラリーの公式ECサイトでも購入できる。

赤松和光は、特撮美術や玩具デザインで長年にわたり活躍してきた造形作家であり、ソフビメーカー・マーミットの社長でもある。ウルトラマンや仮面ライダー、スター・ウォーズなど数多くのキャラクター商品を世に送り出し、1996年に自身の会社を設立。2019年にニューヨークで個展「Destroy all monsters」を開催して以降、国内外で個展を重ねてきた。今回で14回目となる「DESTROY ALL MONSTERS」展は、世界中のファンにとって見逃せないアートイベントといえる。

開催地となるSOMSOC GALLERYは、原宿にあるアートギャラリー兼セレクトショップで、ポップカルチャーとアートを融合させた創作活動を展開している。1階はアートストア、2階は展示とイベントスペースとして機能しており、アーティストとの距離が近い空間づくりに定評がある。

赤松氏の個展『怪獣ラボ展』は、懐かしさと革新性を兼ね備えた怪獣カルチャーへの深いリスペクトとともに、世代や国境を超えて人々を魅了する力を放つ展示となっている。怪獣たちの魂に触れる特別な夏のひとときを、ぜひ現地で体感してほしい。

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