心斎橋PARCOは、2025年5月12日(月)から7月25日(金)までの期間、現在大阪中之島美術館で開催中の『大カプコン展 ―世界を魅了するゲームクリエイション』と連動した第2弾企画「大カプコン展×PARCO Wall Gallery SHINSAIBASHI」を開催する。会場はPARCO館内の1階、2階、3階、14階の共用部で、観覧は無料となっている。
今回の連動企画では、『大カプコン展』で展示されている企画書やパッケージ、ポスターの一部を出力して展示するほか、美術館では未展示の資料も新たに公開される。展示内容には、『ソンソン』(1984年)、『ロックマン』(1987年)、『ストリートファイター II』(1991年)の企画書、『魔界村』(1985年)、『ロックマン エグゼ』(2001年)、『モンスターハンター』(2004年)のポスター、さらには『ファイナルファイト』(1990年)、『バイオハザード』(1996年)、『バイオハザード4』(2005年)などのパッケージが含まれており、往年のファンにとって貴重な資料が目白押しだ。
また、5月23日(金)から6月1日(日)までは、PARCOメンバーズ限定でオリジナルステッカーの配布も実施される。これは『大カプコン展』開幕前に行われた「持ち帰られるピールオフ広告」で制作されたもので、全6種類のうちランダムで1枚がプレゼントされる。PARCOカードに新規入会すると、好みの柄を選ぶことができる。配布場所は心斎橋PARCOの6階特設会場で、在庫がなくなり次第終了となる。
心斎橋PARCO6階の「CAPCOM STORE OSAKA」では、連動グッズの販売も行われており、カプコンのメインアートをまとめた図録や、『ロックマン』『魔界村』をモチーフにしたTシャツ、マスコットぬいぐるみなどが購入できる。
『大カプコン展』は、家庭用ゲーム機の歴史を彩ってきた名作の開発資料やグラフィックワーク、体験型コンテンツなどを通じて、ゲームがいかに文化として成長してきたかを体感できる展覧会である。3月から大阪中之島美術館で開催されており、6月22日(日)まで実施される。その後は名古屋、鳥取、東京、新潟へと巡回予定で、日本全国でゲーム文化の魅力を広く伝えていく。
カプコンの本社がある大阪において、ゲームとアートの融合を体感できる本企画は、カプコンファンのみならず、幅広い層の来場者にとっても魅力的なイベントとなりそうだ。