GMOインターネットグループのGMO趣味なび株式会社は4月3日の「趣味の日」に合わせ、趣味と学びの体験・教室検索プラットフォーム「趣味なび byGMO」における閲覧データを基にした「2026年 注目の趣味カテゴリ 急上昇ランキング」を発表した。2026年1〜2月の閲覧数を前年同期と比較したもので、生成AIが社会に浸透する中、人間ならではの思考や感動を求める動きが趣味選びにも反映されている実態が浮かび上がった。

調査の結果、最も閲覧数の伸び率が高かったのは「教養」で、前年同期比32.8%増となった。哲学や歴史、美術、文学といった分野が中心で、世界史や美術は個別ジャンルでも6割を超える伸びを示した。単なる知識習得ではなく、講師や参加者との対話を通じて自分なりの視点や考え方を深める体験型の学びが支持を集めている点が特徴である。AIが即座に情報を提示できる時代だからこそ、情報を咀嚼し、自分の言葉で考え、語る力を養いたいという欲求が背景にあるとみられる。

2位には「演劇・芸能」が入り、29.7%増と高い伸びを記録した。演劇やミュージカル、落語、漫才といった生の舞台芸術に対する関心が高まっており、映像やデジタルコンテンツでは代替できない、人の表情や息遣い、間合いから得られる臨場感や感動が再評価されている。鑑賞するだけでなく、自ら演じる体験を通じて表現力や共感力、コミュニケーション力を高めたいというニーズも人気を後押ししている。

今回の調査では、「趣味なび byGMO」が掲載する18の大カテゴリのうち15カテゴリで閲覧数が前年同期を上回り、趣味や習い事への関心が幅広い分野で拡大していることも明らかになった。一時的なプロモーションによる影響が大きい小ジャンルを除外した上で集計しており、全体として持続的な関心の高まりがうかがえる。

GMO趣味なびでは、生成AIの活用が進む2025年から2026年にかけて、効率化や自動化の反動として、人間らしい思考や感性、他者とのリアルな関わりを重視する動きが強まっていると分析する。
今回のランキングは、AI時代だからこそ「深く考える趣味」と「現場で味わう感動体験」が価値を持ち始めていることを示す結果となった。

同社は4月3日の「趣味の日」に合わせ、こうした趣味トレンドの発信を毎年行っており、関連ページでは他のランキングや「あなたが今年ハマるべき新趣味体験 2026」も紹介している。GMO趣味なびは全国2万以上の教室と約290ジャンルをネットワークし、「夢中」があふれる世界の実現を掲げ、人生100年時代における生きがいづくりやフレイル予防にも取り組んでいる。今回の調査結果は、趣味が単なる余暇活動にとどまらず、人間らしさを取り戻す重要な手段となりつつあることを示している。