ゲーム開発スタジオのダグドリア スタジオは、文章生成AIを活用したTRPG風ゲーム『サーガ&シーカー』を2026年2月27日にSteamでリリースすることを発表した。このゲームは、プレイヤーが自分の創ったキャラクターと会話しながら冒険を進める文字だけRPGである。従来の選択式アドベンチャーとは異なり、やりたいことを自由に書き込むだけでAIが物語を展開させる。
コンセプトは「粗削り、だから面白い」だ。プレイヤーはプレイヤーキャラだけでなく、パーティメンバーのNPCも自由に作成できる。性格や口調、ステータス、スキルを細かく設定し、テキスト入力で個性を与えると、AIがそれを反映して生き生きとした会話を生み出す。βテストではプレイヤーキャラとメンバーが分かれていたが、正式版では垣根がなくなり、パーティを自由に組み替えられるようになった。
クエストクリア時には、参加キャラ全員が「スキル」や「思い出」を獲得する。これらはAIがクエスト内容に合わせて自動生成し、過去の記憶が将来の物語に影響を与える場合もある。キャラクター情報は編集可能で、オリジナルクエストの読み込みもサポートする。作成したキャラはシート出力で共有でき、クエストログはHTML形式でスマホ閲覧やWeb共有が可能だ。
ゲームプレイはシンプルだ。プレイヤーの行動入力をAIが描写に変換し、物語を進める。なりきりチャットやTRPGのような無限の展開を楽しめる。クローズドβテストを2回実施し、フィードバックで機能調整を行った。イラストやサウンドは人間クリエイター製で、AI生成素材は文章以外使わない。
対応はWindowsとMacで、価格は1500円。ダグドリア スタジオは生成AIの予測不能な面白さを原石のまま届けたいと語る。

