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株式会社Arty Intelligence Lab.(東京都目黒区、代表取締役・橋口剛)は、生成AIを出版プロセスの全段階に導入した「AI駆動型出版」プロジェクトを実施し、その成果として書籍『外資系ITセールス解体新書』を発表した。販売は2026年2月6日よりAmazon Kindleとオンデマンド印刷のペーパーバッグ形式で開始されている。

本プロジェクトは、単なる作業効率化ではなく、人間が持つ独自の体験をAIがどのように拡張し、創造的価値へと変換できるかを検証する試みである。代表の橋口氏は、外資系IT業界での経験をもとに「AIは人間の代替ではなく、泥臭い実体験を増幅させる装置である」という仮説を立てた。AIを編集者、ライター、マーケターとして参画させ、人間とAIの共創体制を構築したという。

出版までの過程では、生成AIが企画構想の壁打ち、エピソード構成、文体提案、さらには表紙デザインの指針策定や販売ページのコピー作成までを担った。人間の感情や現場感覚を補完するようAIが提案を行い、橋口氏が実体験に基づいて修正を重ねることで、リアリティのある作品を仕上げた。結果として、AI特有の無機質さを排しつつ、企画から出版までを約2週間で実現したことが確認された。

書籍『外資系ITセールス解体新書』は、論理的な構成とユーモラスな筆致の中に、ビジネス現場の生々しい葛藤や人間味を描いた内容となっている。電子版は1250円、書籍版は1980円(税抜)で販売されている。

橋口氏は「AIには人間の持つ非合理な面白さや情熱がない。だからこそ、その実体験をAIが共に磨くことで新しい創作が生まれる」と語る。今後、同社は出版プロセスの知見を体系化し、企業向けのAI活用支援やコンテンツ制作コンサルティング事業へ展開する方針である。AIと人間が交わる新たな創作の在り方を探る実験は、今後さらなる広がりを見せそうだ。

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