米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」が、映像クリエイター支援を行う株式会社CRG(Creative Guardian)と連携し、新たに「ホラー&サスペンス部門」を創設した。応募受付は1月9日に始まり、4月30日まで受け付ける。
本部門では、スマートフォン向けの縦型映像(9:16)形式に特化し、30〜180秒の短編作品を募集する。「日常に潜む恐怖」や各月ごとのテーマ(1月=悪夢、2月=恋に潜む恐怖、3月=友情に潜む恐怖、4月=仕事に潜む恐怖)を題材に、観る者の感情を揺さぶる“最恐”表現を競う。グランプリ「最震賞 Supported by CRG」には賞金30万円が授与され、総額は最大70万円となる。
審査ではフォロワー数や再生数ではなく、記憶に残るカットや独創的な映像センスを重視する。受賞者には、カンヌ国際映画祭受賞の深田晃司氏、『ミッドナイトスワン』『全裸監督』の内田英治氏、『さがす』の片山慎三氏らが所属するCRGの一員として活動する可能性も開かれる。
SSFF & ASIA代表の別所哲也氏は、「スマートフォンとSNSが恐怖体験の新たな舞台となった今、最も人間味ある映像ジャンルが進化の時を迎えている」と語る。CRG代表の四宮隆史氏も「短尺だからこそ際立つ恐怖と物語性を多くの人と共有したい」と呼びかけた。
ショートショート フィルムフェスティバル & アジアは1999年に創設され、2004年にアカデミー賞公認映画祭として認定された。グランプリ作品が「ジョージ・ルーカス アワード」として表彰されるなど、アジア最大級の短編映画祭に発展している。本部門の設立は、時代に即した映像表現を発掘し、次世代のホラー映像クリエイターを世界へ送り出す新たな試みである。

