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情報があふれる現代における「見ること」と「感じること」の境界を問い直す展覧会「Sleeping Face, Splitting World, Stick Needles Into the Eyes 眠る顔に針を刺すとき」が、現代アートギャラリー「ICHION CONTEMPORARY」(大阪市北区)で2026年2月3日から28日まで開かれる。主催はアート流通サポート合同会社。

本展には、アーティストのR E M A、ペインターの川上愛理、家具作家の平城侑樹、ボタニカルアーティストのSYO TANiiの4人が参加する。異なる素材と身体性をもつ4名の表現が交わることで、観客が日常と感覚の関係を新たに見つめ直す場となることを目指している。

展示は、情報とイメージが暴力的に氾濫する現代で、人は本当に「見ている」と言えるのかという問題意識を起点としている。R E M Aは環境により変化する倫理の揺らぎを、川上は自らの身体経験を通して記憶とまなざしの関係を描く。平城の椅子作品は空間に呼吸のリズムを与え、SYO TANiiによる植物の生成的な介入が、展示全体に生命的な循環を生み出す。

タイトルにある「眠る顔に針を刺すとき」は、「見ようとする痛み」と「目覚めるための倫理」を象徴する言葉だ。作家らは、飽和した情報社会の中で人がどこまで現実を直視できるかを、詩的かつ批評的に提示している。

同ギャラリーでは1月31日にプレビューイベントを開催し、15時からトークショー、16時30分からレセプションを行う。いずれも予約制となっている。展覧会は入場無料で、開館時間は午前11時から午後6時まで、最終入場は午後5時30分。日曜、月曜、祝日は休館。

ICHION CONTEMPORARYは大阪・関西に根ざした前衛芸術の継承と発展を掲げ、アジアと世界をつなぐ文化拠点として活動を続けている。具体派やモノ派に通じる創造精神を次世代へ継承し、国内外のギャラリーとの交流を通じて国際的な文化対話を推進している。

芸術が都市の呼吸と共鳴するこの空間で、観客は「見ること」と「感じること」をめぐる新たな問いに出会うことになる。

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