PCパーツメーカーのGIGABYTE社は、最新のAMD X870Eチップセットを搭載した黒色ATXマザーボード「GIGABYTE X870E AORUS PRO X3D」を2025年12月19日に発売する。国内販売は株式会社ニューエックス（東京都千代田区）が担当する。
本製品は、16+2+2フェーズのデジタル電源設計を採用し、発熱を抑える大型VRMヒートシンクとM.2 Thermal Guard Lを搭載する。DDR5メモリのEXPOおよびXMPに対応し、DDR Wind Bladeファンを標準装備。PCIeスロットやM.2コネクタには着脱を容易にするEZ-Latch機構を備えるなど、作業性の高さも特徴となっている。
インターフェース面では、背面にUSB4 Type-C（40Gb/s）×2とUSB 3.2 Gen.2 Type-Cを備えるほか、前面にも65W急速充電に対応したUSB 3.2 Gen.2×2 Type-Cポートを搭載する。ストレージはPCIe 5.0対応スロットを2基、PCIe 4.0を2基装備。ネットワーク機能には5GbE有線LANとWi-Fi 7（802.11be）、Bluetooth 5.4を採用し、高速通信に対応する。
そのほか、WIFIドライバーを内蔵したBIOS「DriverBIOS」や、BIOS更新を簡単に行える「Q-Flash Plus」、一体型I/Oバックパネル、3年保証など、安心して使用できる設計がなされている。
GIGABYTEは台湾を拠点とするPC業界のリーダー企業で、マザーボードやグラフィックスカードなど幅広い製品を提供している。同社はAIとAloT技術を組み合わせた次世代システムの開発にも注力している。
