米フロリダ州に本社を置くAWOL VISIONは、プレミアムプロジェクター「Valerion VisionMaster Max（ヴァレリオン・ビジョンマスター・マックス）」を12月16日からクラウドファンディングサイト「Makuake」で先行販売を開始した。期間は2026年2月27日までで、超早割価格は45万円（150台限定）となる。
同モデルは、米国Kickstarterで16億円を超える支援を集め、2024年の年間ランキング1位を獲得した。映像製作者の理想とする色彩表現を家庭用に再現した点が高く評価され、映画関係者や専門メディアからも注目を集めている。今回はシリーズ最高峰モデルとして日本市場に初登場する。
Valerion VisionMaster Maxは「黒」を極限まで表現する独自のNoirSceneシステムを搭載し、コントラスト比は5万対1を実現した。RGBトリプルレーザーによる広色域は110％Rec.2020に対応し、昼夜を問わず自然な映像を投影できる。さらに、レインボーエフェクトを99.99％低減するAnti-RBE技術を採用し、長時間でも目が疲れにくい設計となっている。
輝度は3500 ISOルーメンで、明るい環境下でも鮮明な映像を維持する。投射距離は40〜300インチに対応し、狭い室内から屋外ステージまで柔軟に使用できる。IMAX EnhancedやDolby Vision、HDR10+を含む主要規格に対応しており、2基の12ワットスピーカーでDTS Virtual:XやDolby Audioを楽しめる。
また、Google TVを標準搭載し、NetflixやYouTubeなど主要ストリーミングサービスをワンボタンで操作できる。Apple HomeKitやAlexaなどのスマートホーム連携にも対応し、音声での操作が可能である。
ゲーム用途にも配慮し、1080P／240Hzで4ミリ秒の低遅延を実現。FPSやレースゲームなどでも滑らかな応答を保つ。日本語での技術サポート体制を整え、1年保証に加え1年の延長保証を付与する。
