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集英社の「少年ジャンプ+」編集部は、ビジネスプランコンテスト「マンガテック2026」の募集を12月11日から開始した。テーマは「ジャンプ+ × イノベーション」で、漫画の新しい価値を生み出す実現可能な事業アイデアを広く募る。

本コンテストは、2020年に実施された「マンガテック2020」に続く企画である。当時は334件の応募が寄せられ、学習アプリ「キメツ学園!さんすう教室」や、英語学習アプリ「Langaku」などが事業化された。今回は発想段階にとどまらず、事業化を見据えたプランを対象とする。

応募締切は2026年3月10日。大賞受賞者には賞金300万円と集英社による事業化支援が授与される。さらに、プラン実現に必要な場合は最大5000万円の開発資金が提供される見込みである。応募は法人・個人を問わず受け付ける。

審査員には、「ジャンプ+」編集部に加え、起業家のけんすう氏(古川健介氏)とプロダクトデザイナーの深津貴之氏が参加する。審査は書類審査、一次・二次面接の3段階で行われ、結果発表は2026年6月を予定している。

また、コンテスト開催に合わせて説明会「ジャンプ+の未来を語る夜 ―ジャンプ+ × Innovation」も1月19日に開催される。編集長の籾山悠太氏、けんすう氏、深津氏が登壇し、「ジャンプ+」の今後の展望や応募テーマについて語る予定である。会場は東京都千代田区内とオンラインのハイブリッド形式で実施される。

「ジャンプ+」編集部は、「新しいマンガを生み出し、届けるために、技術や発想を持つ仲間と挑戦したい」とコメントしている。創刊以来、投稿プラットフォーム「ジャンプルーキー!」や海外配信サービス「MANGA Plus by SHUEISHA」など、デジタル時代の革新的取り組みを進めてきた「ジャンプ+」。その次の進化を見据えたプロジェクトとして、今回のコンテストへの注目が集まる。

「マンガテック2026ビジネスプランコンテスト」公式サイト:https://shueishamangatech.com/contest2026/

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