LEDビジョンや液晶ディスプレイなどを手掛けるLED TOKYO株式会社（東京都渋谷区、代表取締役・鈴木直樹）は、2025年11月にプロフェッショナル向け映像機材の販売とレンタルを一体的に提供する公式オンラインストアを開設した。高性能映像機器を手軽に入手できる新たなプラットフォームとして、映像制作現場の効率化を目指す。
同ストアでは、新鋭ブランド「PIXELHUE（ピクセルヒュー）」の映像プロセッサーを中心に、本格的な製品販売を開始した。PIXELHUEは高い処理性能と操作性を兼ね備え、コストパフォーマンスにも優れる次世代の映像ソリューションとして注目されている。主力の「Qシリーズ」は4Kおよび8K出力に対応しており、低遅延で安定した映像処理が可能である。そのほか、プレゼンテーションスイッチャーやイベント向けコントローラーなどの新製品も順次投入される予定だ。
レンタルサービスでは、イベントや展示会、企業説明会などに対応する液晶ディスプレイの在庫を大幅に拡充した。32インチから86インチまでの幅広いサイズを用意し、短期利用にも柔軟に対応する。必要な時に必要なだけ利用できる仕組みを整え、コストを抑えながら高品質な映像演出を実現できるよう設計されている。
同社によれば、従来より「機材をより手軽に、より早く調達したい」という顧客の声が多く寄せられていた。オンラインストアの開設により、購入からレンタルまでをシームレスに完結させる環境が整い、利便性と生産性の向上が見込まれるという。
LED TOKYOは今後、製品ラインナップやサポート体制の充実を図りながら、映像ソリューションの新たな価値を提案していく方針である。同社はこれまでも商業施設や放送現場など多様な空間づくりを支援してきたが、今回のストア開設を通じ、より多くのクリエイターや事業者に高品質な映像体験を届ける考えだ。
