クリエイティブ業界の交流と成長を目的としたイベント「CREATORS MATCH FESTA 2025」が12月12日、東京・渋谷ストリームホールで開催される。主催は株式会社クリエイターズマッチ(本社・東京都港区、代表取締役・呉京樹)。全国のクリエイターに向けた入場無料の体験型フェスとして、企画・制作・教育など多様なプログラムが予定されている。
今回新たに公開されたプログラムでは、最新のAI技術を踏まえた特別講演「AI時代の創造性:変わる仕事、変わらない本質」に注目が集まる。講師はアドビ株式会社の阿部成行プリンシパルビジネスデベロップメントマネージャー。生成AIがもたらす制作現場の変化や、クリエイターに求められる新たな視点について語る。
ほかにも、制作物の品質向上を目指す「クリエイティブチェック講座」や、液晶ペンタブレットを活用したライブデモンストレーション、クリエイター同士の座談会などが開かれる。地域発のデザイン活動を伝える「Journal Radio」など、全国各地で活躍する制作者によるトークコンテンツも多数用意されている。
会場には、ワコムやフリー、Studioなどの企業ブースも設けられ、最新ツールの体験やキャリア相談、プロカメラマンによるプロフィール撮影などが行われる予定だ。子ども連れでも楽しめるアート体験コーナーもあり、幅広い層が気軽に参加できる内容となっている。
フェスタは「つながり・学び・刺激」をキーワードに、クリエイターのキャリア形成と地域・業種を超えた交流を促す場として企画された。コロナ禍を経て変化する働き方や、生成AIの進化を背景に、業界の可能性を再発見する機会となりそうだ。
参加には事前申込みが必要で、特設サイトからPeatix経由で受け付けている。




