国内で唯一のドローンショー専門アワード「Japan Drone Show Creativity Awards 2025」の応募受付が始まった。主催は一般社団法人日本ドローンショー協会(東京都港区、代表理事・佐々木孔明)。国内で実施された優れたドローンショーを表彰するもので、昨年の推薦制から今年は自薦方式へ移行した。全国の事業者や自治体、広告主、クリエイターなどが自ら作品を応募できるようになった。
制度変更により、規模を問わず多様な参加が可能となる。協会は「ドローンショー文化の創造性と可能性を全国規模で競う場にしたい」としている。
アワードは、公正な審査を通じて黎明期にある国内ドローンショー市場の技術と表現力の発展を支援することを目的とする。近年、ドローンショーは広告や観光、地域振興などへの活用が広がっており、評価の枠組みを整える試みとして注目されている。
2025年度は全6部門で募集する。新設された「Under 300部門」では、300機未満のショーを対象に、少ない機体数でも発想と構成力で価値を示した作品を評価する。地方の小規模イベント事業者の参加も歓迎しており、業界の裾野拡大を目指す。
その他、最多機体数部門、エンターテインメント部門、地域・まちおこし部門、広告・プロモーション部門、社会発信部門がある。応募対象は2025年1月から12月に国内で実施されたドローンショー。締切は2026年2月9日、結果は同年3月31日に公式サイトで発表される。
協会は「大規模か小規模か、挑戦する全てのショーに光が当たる場を作りたい。今年は応募できる年。あなたのショーが、日本の夜空の未来を変えるかもしれません。」とコメントしている。


