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河出書房新社と小説投稿サイト「エブリスタ」は、新たなホラー作家の発掘を目的とした小説コンテスト「河出書房新社×梨『ホラー短編賞』」の募集を開始した。応募期間は2025年12月1日12時から2026年3月2日27時59分までで、人気ホラー作家の梨が特別審査員を務める。

コンテストでは、心の底から恐怖を感じさせる短編ホラー作品を募集しており、文字数は下限なしから2万字までの完結作品が対象となる。「そこに恐怖があれば数行でも可」としており、ジャンルやスタイルを問わず幅広い表現を受け入れる方針である。

募集部門は三つで、「身体」にまつわるホラー(例として髪や爪、翼など)、「感情」にまつわるホラー(怨恨、嫉妬、愛情など)、「記憶」にまつわるホラー(幼少期や思春期、走馬灯など)が設定されている。これらのテーマのいずれかが何らかの形で作品内に盛り込まれていれば応募可能で、ホラーのサブジャンルは問われない。

賞典としては、河出書房新社による書籍化検討、梨による選評、受賞1作品につき2万円(最大20万円)の賞金が用意されている。さらに三部門すべてに応募した作者を対象に、梨が気になった作品へコメントを贈る「梨氏ピックアップ賞」も設けられているが、こちらには賞金は付かない。

応募作品はホラー小説であること、三つのテーマのうち一つ以上を含むことが条件で、詳細な応募要項はエブリスタ上の特設ページで公開されている。コンテストの中間発表は2026年5〜6月頃、最終結果発表は7〜8月頃が予定されており、主催側は「短くとも読後に身体感覚を揺さぶるような余韻を残す作品」を期待するとして、多くの応募を呼びかけている。

『河出書房新社×梨「ホラー短編賞」』特設ページ:https://estar.jp/official_contests/159849

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