公益社団法人日本アドバタイザーズ協会デジタルマーケティング研究機構が主催する第13回Webグランプリ「企業グランプリ部門」の受賞サイトが発表された。本年は77社、計89サイトが参加し、305人の審査委員による厳正な選考を経て、各賞が決定した。
コーポレートサイト賞では「集英社 2026年度 採用サイト」がグランプリに輝いた。企業間のBtoB分野ではNTT東日本が運営する「地域共創メディア『Lumiarch』」が受賞し、BtoC分野では三菱自動車工業による「クルマづくりマイスター」、プロモーションサイト賞では大丸松坂屋百貨店の「百様図」がそれぞれグランプリを獲得した。
優秀賞としては、ニッカウヰスキー公式サイト、竹中庭園緑化サイト、日清食品グループの「nissin.com」などが選出されている。加えて、BtoB部門では日本ガイシの「世界のお題にまさかの新発想｜日本ガイシ×サラリーマン山崎シゲル」、岩崎電気株式会社の企業サイトなどが表彰対象となっている。
BtoC部門では、「Shupatto ブランドサイト」「グリーンパーク山東」「東急・東急電鉄公式サイト」が優秀賞を獲得し、プロモーションサイト賞では「GOOD FOODS World」（ニッスイ）が名を連ねた。
Webグランプリは、インターネット社会における優れたウェブサイトとその運営者を顕彰する賞として2013年に統合開催を開始して以来、毎年続いている。特に近年はソーシャルネットワークの影響力拡大を背景に、ウェブサイトの社会的役割に一層注目が集まっている。ウェブ関係者同士の技術・運営の研鑽を目的とした本賞は、業界にとって重要な指標であり、運営チームも多くの企業代表者によって構成されている。
「第13回Webグランプリ」公式サイト：https://award.dmi.jaa.or.jp/
