Webディレクター年収診断バナーPC

東京メトロを舞台にした体験型イベント「映画『8番出口』東京メトロ脱出ゲーム」が人気を集めている。運営するESCAPE合同会社(東京都品川区)は、開催28日でクリア者が2万人を突破したと発表した。映画同様、大ヒットスタートを記録している。

本イベントは、映画『8番出口』の世界を再現した屋内周遊型の謎解き・脱出ゲームで、参加者は専用キットとスマートフォンを使い、東京メトロの複数駅や地下通路を巡りながら異変を探し出す。SNSでは「実際に映画の世界に入り込んだようだ」「普段の駅がまるで別世界」といった感想が多数寄せられ、話題が広がっている。映画本編も観客動員285万人、興行収入40.1億円を超え、社会的なブームを呼んでいる。

全国8都市で展開される「8番出口」コラボ謎解きの累計参加者はすでに5万人を突破し、地下鉄コラボ型では過去最大規模の動員となった。平日参加者を対象にした「888キャンペーン」も開始され、当日の8番目と88番目のクリア者に映画オリジナルデザイントイレットペーパーが贈られる。

人気の高まりにより、週末や祝日にはキットが売り切れるケースが相次いでいる。主催者は、確実な参加を希望する人に対し、事前予約や平日利用を推奨している。イベントは11月3日までの限定開催で、延長予定はないという。

東京に来られない人向けには通販でキットを販売し、オンラインで楽しめるアーカイブ版の配信も予定されている。料金は3300円(送料別)で、10月8日から予約開始、14日より発送が始まる。また、実際に現地でクリアした参加者がより深く楽しめる特別要素も用意されるという。

参加にあたっては、通路の占有やスマートフォンの歩きながらの使用などに注意が呼びかけられている。ESCAPE合同会社は今後も安全で魅力的な体験型イベントの企画を進めるとしている。

マネジメント力チェック