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キヤノンは、APS-Cサイズカメラ用3D VRレンズ「RF-S3.9mm F3.5 STM DUAL FISHEYE」が、米国インダストリアル・デザイナー協会主催の「2025年IDEA賞」で最高位の金賞を受賞したと発表した。キヤノンが同賞で金賞を獲得するのは初めてである。

IDEA賞は1980年に創設され、機能や美観、革新性だけでなく社会的意義やユーザーベネフィットまでを評価対象とする世界的に権威のあるデザイン賞だ。毎年、家電や家具、スポーツ用品など多様な分野から優れた製品が選ばれている。

今回受賞したレンズは、VR活用が進むエンターテインメントや観光、教育分野での需要に応える設計となっている。小型軽量でありながら高画質を実現し、初めて3D VR映像に挑戦するユーザーでも扱いやすい点が評価された。EOS Rシリーズのカメラと組み合わせることで、本格的な3D VR撮影が可能になる。

デザイン面では、安心感を与える滑らかな前面造形や、操作性を高める背面削り込みが特徴だ。カメラとの組み合わせを考慮した設計により、手の映り込みを抑えながらダイナミックな撮影を可能にしている。

キヤノンは、今回の金賞受賞を励みに、今後も性能とデザインを融合させた製品開発を継続するとしている。

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