株式会社Minifire Japan(本社・東京都渋谷区)は9月15日、ゲーマーやクリエイター向けに新たな高性能モニターラインを日本で展開すると発表した。同社は、日本のユーザーが求める高機能かつ高品質な製品を提供し、創造性や競技力の向上に貢献することを狙う。
発表されたモニターは6機種で、それぞれ用途に応じた仕様を備える。ウルトラワイド曲面ディスプレーを搭載した「MFG34C5Q」はマルチタスクと没入型ゲームに対応し、260Hzのリフレッシュレートを実現した「MFG27F4Q PRO」はプロゲーミングとデザイン作業を両立できるモデルとして位置付ける。さらに、バランス型の「MFG27F4Q」、300Hzに対応した競技向け「MFG25X1 PRO」、手軽に導入できる「MFG25X1」、高コストパフォーマンスを特徴とする「MFG24F4S」など、幅広い層に向けた製品構成となっている。
同社はブランドコンセプトとして「モニターは無限の可能性を照らす星のような存在」と掲げており、宇宙とテクノロジーの融合をテーマにした製品展開を打ち出す。高リフレッシュレートや広色域対応はもちろん、長時間利用でも快適な設計を取り入れており、ゲーム体験とクリエイティブ作業の両方を一台で支えられる点が強調された。
国内ではeスポーツ市場の成長に伴い、高速かつ低遅延のモニター需要が急拡大している。またリモートワーク拡大で、動画編集や画像制作などに携わる層に向けた高精細モデルの需要も高まっている。Minifireは今後、日本ユーザーの声を反映した新しいモデルや4K対応機種の投入を予定するほか、カスタマーサポート体制を強化し、購入後も安心して使える環境の整備を進める方針である。



