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第17回「京都映画企画市 -Kyoto Film Pitching-」の公開プレゼンテーションが10月4日、京都市のハートピア京都で開催される。一般観覧の申込は10月2日正午まで受け付けている。

この企画市は、京都を拠点にオリジナルの時代劇・歴史劇を育成することを目的とした映画企画コンテストである。審査員には映画監督の犬童一心氏、松竹プロデューサーの矢島孝氏、映画評論家でプロデューサーの和田隆氏が名を連ね、選ばれたファイナリスト5組のプレゼンを審査する。優秀作品に選ばれた企画は、パイロット版映像(短編)の制作権を獲得する。

今年のファイナリストは次の5作品である。緑茶麻悠氏と佐伯龍蔵氏が手がける「語り薬帖」、エハラ・ヘンリー氏による「Silver Beach シルバービーチ」、ヘフェリン・優美氏とヘフェリン・ケビン氏の「椿の供え」、井上朝陽氏の「人斬り浅右衛門の弟子」、永岡俊幸氏による「藍花のころ」。

当日は、2024年度優秀映画企画に選ばれた「引かれ者の小唄」のパイロット映像も上映される予定だ。開催時間は13時30分から16時30分で、受付は13時20分より開始される。観覧は事前申込制で無料となっている。

この取り組みは、京都府と特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が主催し、映画制作現場と新しい才能をつなぐ機会として続けられている。応募者にとっては作品化への大きな一歩となる舞台であり、観客は新しい時代劇の誕生を目撃できる場ともなる。観覧希望者は公式サイトからの申込が必要である。

観客募集の締切が迫る中、会場は新しい映画の可能性に期待を寄せる人々で賑わいそうだ。

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