国際アートフェア「Tokyo Gendai」が12日、横浜市のパシフィコ横浜で開幕した。第3回となる今回は16カ国から66のギャラリーが参加し、14日までの3日間にわたり世界水準の現代アートが一堂に会する。展示販売される作品群に加え、インスタレーションやトークセッション、パフォーマンスなど多彩なプログラムが展開され、秋の横浜を舞台に国際的なアートイベントとして大きな注目を集めている。
本フェアはギャラリー展示を3つの主要セクターに分けて構成している。複数のアーティストを紹介する「Galleries」のほか、若手から中堅作家に焦点を当てる「Hana ‘Flower’」、アジア地域の著名作家や歴史的に重要な芸術家を紹介する「Eda ‘Branch’」が設けられ、幅広い表現が紹介される。さらに、女性アーティストによる工芸技法を生かした現代美術を集めた「Tsubomi ‘Flower Bud’」や、大型インスタレーションを展開する「Sato ‘Meadow’」など特別企画も充実する。
今回はまた、優れた新進作家を顕彰する「Hana Artist Award」が新設され、会期に先立ち11日に受賞者が発表された。受賞者には賞金約150万円が贈られる。韓国・釜山の国際アートフェア「ART BUSAN」と連携したプログラムも実施され、韓国のギャラリーも参加することで国際的な交流が一段と深まる。
会期中はアート業界のリーダーらが議論する「Art Talks」や、公益財団法人福武財団など国内の文化財団による特別展示、若手キュレーター育成を目的としたシンポジウムなども開かれる。
フェアを支えるパートナーには、三井住友フィナンシャルグループがプリンシパルパートナーとして続投し、またDIORやシャンパーニュメゾンのペリエ ジュエも加わっている。11日には招待客向けのプレビューとヴェルニサージュが行われ、華やかな幕開けとなった。
チケットはArtStickerで販売されており、一般は4500円、学生・障がい者は2700円、小学生以下は無料。公式サイトでは参加ギャラリーやプログラム詳細も公開中で、会期中は国内外の来場者に新しい出会いと体験を提供する場となる。
Tokyo Gendaiは2023年の初開催以来、日本と世界のアートシーンを結びつける拠点として発展を続けており、今年も最新の潮流を体感できる機会として期待が高まっている。


