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少女漫画誌「ベツコミ」(旧・別冊少女コミック)の創刊55周年を記念した企画展「ベツコミ55th ANNIV. BEYOND THE PAGE 好き、のつづき。」が、10月3日から13日までの11日間、東京都新宿のLUMINE 0(ニュウマン新宿店5階)で開催される。主催は小学館で、企画展のクリエイティブ開発や運営はデジタル技術を用いたコンテンツ制作を得意とするTHRUSTERが担当した。

同展では、1970年の創刊以来、読者に愛されてきた「ポーの一族」「BASARA」「BANANA FISH」などの名作の世界を巨大スクリーンによるイマーシブ映像で体験できる。高さ4メートル、幅20メートル超のワイドスクリーンシアターに映し出される約20分間のオリジナル映像は臨場感のある効果音とともに観客を作品世界へ誘う。映像には「風光る」「僕等がいた」「砂時計」「BLACK BIRD」など厳選された16作品が登場する。

展示では原画や複製原画約50点以上も公開され、制作過程を紹介する資料や作画風景を撮影した映像も楽しめる。さらにフォトスポットの設営や、本展限定グッズと既存公式グッズの販売も行われ、3000円以上の購入でイベント限定「チケット風クリアカード」が贈られる。

入場は日時指定制で、小学生以下は無料。前売り券は一般2900円、学生2000円、高校生・中学生1300円で、限定グッズ付きチケット(3900円)には記念のトートバッグが付属する。当日券は一般3200円など。初日は15時開場、最終日は15時閉場となる。チケットは専用サイトで販売中である。

「ベツコミ」は1970年に「別冊少女コミック」として創刊され、2002年に「Betsucomi」、2006年から現在の誌名となった。壮大な物語性を持つ作品を数多く世に送り出し、幅広い読者に支持されている。

今回の展示についてTHRUSTERは「デジタル技術を用い、55年にわたり愛されてきた作品に新たな息を吹き込み、読者の“好き”の記憶を呼び起こす空間を届けたい」としている。

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