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札幌駅前通まちづくり株式会社は、まちづくりとアートの融合を目指す「第3回札幌駅前通アワード」の映像作品募集を開始する。今回の舞台は、2026年4月に竣工予定のオフィスビル「THE VILLAGE SAPPORO」地下1階エントランスに設置される幅6メートル、高さ3メートルの大型デジタルサイネージで、応募締め切りは10月15日必着となっている。

同アワードは、札幌駅前通を文化的かつ創造的なまちとして発信することを目的に2023年に始まった。第3回では、テーマを「LINK(つながり・関係・結びつける)」とし、人や都市、空間、情報、価値など、多様な「つながり」を自由な発想で表現する90秒以内の映像作品を募る。特定企業や団体の宣伝となる内容は審査対象外とする。

入選作品は、2025年12月から翌年3月まで、札幌駅と大通駅を結ぶ地下歩行空間「チ・カ・ホ」の仮囲いにサムネイル画像と映像リンクを掲出。最優秀賞には賞金20万円、優秀賞といちご賞にはそれぞれ5万円が贈られる。また、2026年4月末頃からは「THE VILLAGE SAPPORO」の大型サイネージで音声付きで放映され、公共空間における新しいアート表現の発信拠点となることが期待されている。

応募は特設フォームから行い、国内外を問わず日本語で応募できる個人や団体が対象。応募は1人(または1グループ)1作品までで、未受賞作品に限る。審査は11月に実施し、芸術や映像の専門家らが選考にあたる。主催者は「札幌の新たな芸術文化のプラットフォームを一緒に創ってほしい」と呼びかけている。

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