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アニメ「ルパン三世」の原点に迫る企画展『LUPIN THE IIIRD展 -ルパン三世のはじまり-』が、2025年7月9日から東京・日本橋三越本店で開催される。会期は7月22日まで。今回の展示は、30年ぶりの2D劇場アニメーションとして注目を集める最新作「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族」の公開を記念したもので、劇中の原画や設定資料をはじめ、小池健監督が描く独特な世界観を凝縮したアート作品が初めて一般公開される。

会場は本館1階ステージと2階イベントスペースに分かれ、展示と物販がそれぞれ展開される。特に注目を集めるのが、日本橋三越の象徴であるライオン像の「111周年」を祝し、描き下ろされた「III」RD版ルパン三世のオリジナルビジュアルである。小池監督ならではの力強くスタイリッシュな筆致で描かれた原画やアートワークが、ファンにとって新たな発見となるだろう。

2階イベントスペースでは、会場限定グッズや受注生産商品が多数登場する。描き下ろしイラストを使用したアクリルスタンドやフェイスタオル、キャラファイングラフといったアート作品が並び、いずれも数量限定で販売される。中でも注目は、足裏にシリアルナンバーが刻まれた純金製ルパン三世フィギュア。限定10体で、価格は税込55万円。高さ約4センチ、純金約9グラムで製作され、専用の陳列ケースと外箱が付属する。

さらに、時計メーカー「FULTON」とのコラボによる電波ソーラークロノグラフ腕時計(税込77,000円)、金属に塗装を施したメタルキャンバスアート(最大122万1,000円)など、プレミアムなアイテムも多数用意されている。これらはすべて受注生産となっており、商品の到着は9月中旬以降を予定している。

また、イベントの第2弾企画として、8月4日には本館6階・三越劇場にてスペシャルトークショーが開催される。出演者は、30年以上にわたりルパン三世の声を務めてきた栗田貫一氏と、劇場版「不死身の血族」で最強の敵ムオム役を演じ、9月には歌舞伎版「ルパン三世」に主演する片岡愛之助氏。両氏による一夜限りの対談は午後6時30分から約1時間を予定しており、観覧は無料。応募は7月16日から開始され、三越伊勢丹アプリまたはルパン三世公式X(旧Twitter)にて詳細が発表される予定となっている。

映画「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族」では、世界地図にない謎の島を舞台に、ルパン一行が不死の支配者ムオムに挑むサバイバルと知略の戦いが描かれる。重厚な物語と独自の映像美で、観客に新たなルパン像を提示している。

本展は、アニメファンはもちろん、ルパン三世の魅力に触れたことのあるすべての世代にとって、貴重な鑑賞体験となるだろう。期間限定の展示のため、ファンにとっては見逃せない機会となりそうだ。

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