横浜高島屋は、2025年7月30日(水)から8月4日(月)までの6日間、8階催会場にて「鈴木英人の世界展」を開催する。入場は無料で、会場では原画や版画など約100点が展示・販売される。開催時間は連日午後7時までで、最終日のみ午後5時に閉場となる。
鈴木英人氏は、1970年代から1980年代にかけて流行した音楽ジャンル「シティポップ」の代表的なビジュアルアーティストとして知られている。当時のレコードジャケットや雑誌のイラストを多数手がけ、都会的で洗練されたその作風は、今なお若い世代や海外のファンからも高く評価されている。シティポップの音楽と共鳴するように、彼の描く海、空、光に満ちた風景は、懐かしさと新鮮さの両面を持ち合わせており、時代を超えて多くの人々の心を惹きつけている。
現在は神奈川県逗子市に在住し、湘南の風景を数多く描いてきた鈴木氏。今回の展覧会では、そんな「EIZINの世界」とも言える作品群を通して、神奈川との深いつながりも感じられる構成となっている。往年の名作から最新作までを一堂に展示するこの機会に、シティポップの時代を象徴するアートの魅力を堪能してほしい。


