株式会社千修(本社:東京都千代田区)は、2025年5月28日より「第22回千修イラスト&写真コンテスト」の作品募集を開始した。応募期間は同年9月15日までで、プロ・アマチュアを問わず広く参加を呼びかけている。

同コンテストは1999年に始まり、今回で22回目を迎える。国内外から作品を募り、優秀な作品を表彰することで、イラストレーターや写真家の活動を支援することを目的としている。審査員には、アートプロデューサーの伊東順二氏、クリエイティブディレクターの中島信也氏、写真家の宮澤正明氏といった各分野の第一人者が名を連ねる。

今回のイラスト部門のテーマは「やさしい世界」、写真部門のテーマは「Life with Color -色のある生活-」。いずれの部門も16歳以上であれば誰でも応募可能で、作品は未発表のものに限られる。イラスト部門では平面作品に限定され、サイズはA6からA3まで。ジャンルや使用画材は問われず、デジタル作品もプリントした状態で応募が可能となっている。写真部門ではJPEG形式のデータで1点10MB以内、画像の極端な加工は審査対象外となる場合がある。

コンテストの応募方法について、イラスト部門は作品ごとに専用の応募用紙を同封のうえ、郵送または宅配便で送付する必要がある。写真部門は公式ウェブサイトの応募フォームからデータをアップロードして提出する。なお、応募規約が改定され、受賞作品の著作権は応募者に帰属する形に変更された。さらに、イラスト部門の応募作品は希望者に限り、11月下旬以降に着払いで返却される。ただし、受賞作品は主催者が保管する。

賞金は両部門共通で、グランプリには20万円、準グランプリには10万円、優秀賞には5万円が贈られ、入選者には記念品が授与される。また、受賞者は審査員から直接アドバイスを受ける機会も設けられている。

結果発表は2025年11月上旬に千修の公式ホームページ上で行われる予定で、翌2026年1月下旬から2月上旬にかけて、受賞作品を展示する作品展も開催される見込みだ。