株式会社ユーツーテック(東京都新宿区、代表取締役:皆川大樹)は、運営する漫画投稿プラットフォーム「comilio(コミリオ)」において、タイ語およびインドネシア語への対応を5月9日付で正式にリリースしたと発表した。
「comilio」は、AI翻訳技術を活用し、日本語で制作された漫画を多言語で配信できる次世代型プラットフォームである。これまでに英語、中国語、韓国語への対応を実現しており、国内外の漫画ファンやクリエイターから支持を集めてきた。今回の対応言語の追加により、東南アジア市場への本格進出を図る。
新たに対応したタイ語およびインドネシア語は、人口規模とコンテンツ需要の高さから、注目の言語として期待されている。ユーツーテックは今回のリリースに合わせ、タイの国民的女優と人気漫画家によるコラボレーション作品をタイ語と日本語の同時公開で配信予定であることも明らかにした。
さらに、対応言語の拡充を記念して、毎月の翻訳無料枠を従来より拡大し、500ページ分まで無料で利用できるようにした。これにより、漫画家やクリエイターは翻訳・ローカライズにかかる手間やコストを抑えつつ、海外ファンとの接点を広げることが可能となる。ユーツーテックは、海外での新規ファン層の獲得、作品の国際的な認知度向上、電子書籍やグッズ販売の販路拡大といったメリットを挙げており、「comilio」を活用することでグローバルな創作活動が加速するとしている。
今後もユーツーテックは、「comilio」を通じて世界中の読者とクリエイターをつなぐプラットフォームを目指し、さらなる言語対応や機能強化を進めていく方針を示している。