XR・メタバース領域の国内最大級カンファレンス「XR Kaigi」の姉妹イベント「XR Kaigi Hub」が、2025年夏から秋にかけて名古屋・札幌・福岡・大阪の4都市で開催されることが決まった。イベントを主催するのは、株式会社Mogura内に設置されたXR Kaigi実行委員会で、開催期間は7月30日から9月12日までを予定している。
XR Kaigi Hubは、バーチャル分野の最前線を担う企業、開発者、クリエイター、そして同分野に関心を持つ企業との接点を生み出すことを目的としたイベントで、2024年に大阪と福岡で初開催された際には好評を博した。2025年の開催では新たに名古屋と札幌が加わり、開催地が倍増。イベントでは出展企業やクリエイターによる展示ブースでの体験提供に加え、業界の最新動向や実用的な知見を共有するセミナー、参加者同士のネットワーキングを目的とした交流会などが予定されている。
名古屋では7月30日に「なごのキャンパス」で、札幌では8月22日に「札幌文化芸術交流センター SCARTS」で開催される。続いて福岡では9月2日に「RESOLA TENJIN」で、大阪では9月11日・12日の2日間にわたって開催されるが、会場は現在調整中となっている。
また、同委員会は現在、2025年12月1日から3日にかけて東京・ポートシティ竹芝で行われる「XR Kaigi 2025」と「XR Kaigi Hub」各地開催に向け、協賛および出展の申し込みを受け付けている。公式サイトでは詳細な情報や問い合わせ先が案内されており、関心のある企業や個人の積極的な参加を呼びかけている。
XR Kaigiは、「共有し、つながり、高め合う」を掲げ、XR・メタバース・VTuberなどの仮想領域に関わる幅広いプレイヤーが一堂に会する場として発展してきた。2024年には3,000人を超える参加者を動員し、年々その注目度は高まっている。姉妹イベントであるXR Kaigi Hubも、地域に根ざした交流と発展の機会として、今後の業界のさらなる活性化に貢献することが期待されている。