Rox株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO:四辻俊昭)は2025年4月17日、Instagram自動返信ツール「RoxMessage」において、ユーザーの口調やノリを再現する“分身AIキャラ”機能を新たに発表した。正式リリースは2025年4月末を予定しており、それに先立ち、事前登録の受付が開始されている。
この“分身AI”機能は、語尾やテンション、話し方の癖などをAIが学習し、Instagram上でユーザー本人のような口調でコメントやDMに自動返信できるというもの。ファンとのコミュニケーションを、まるで“もうひとりの自分”が行っているような自然な体験に変える。
開発の背景には、対話型キャラクターAIの需要拡大がある。米国の「Character.AI」は2024年に月間訪問者数2億人を突破し、Z世代を中心に利用が急増している。国内でもAI VTuberや分身キャラが人気を集めており、個性を活かした自動応答は、インフルエンサーやブランドの新たなマーケティング手法として注目されている。
新機能では、ユーザー自身の「らしさ」を反映した返信が可能で、会話の文脈を理解しつつ自然な返答を生成する。キャラクター性を保ちながらもSNS対応の手間を軽減できる点が特長だ。インフルエンサーによるDM対応、VTuberの世界観維持、ブランド運営での“中の人感”を活かした返信など、幅広い活用が想定されている。
現在、公式サイトでは事前登録を受け付けており、登録者にはしゃべり方テンプレートや先行アクセス権、SNS活用に関する限定資料などの特典が提供される。
「RoxMessage」は、Instagram上のコメントやDMに自動返信し、フォロワーとのエンゲージメントを高めるツール。これまでに300社以上が導入しており、今回の新機能追加により、“あなたらしさ”を活かしたより没入感あるSNS運用が可能になるとしている。