株式会社クラウドワークスが、本業を持つ全国の20代~50代の男女を対象に、「転職時の副業意向調査」を実施。その結果、各世代を合わせた全体のうち48.6%以上の人が「転職するなら副業可の会社」と回答、20代では51.7%、30代では57.1%と、若年層ほどその値が高く、30代でもっとも副業意欲が高まることが判った。

調査概要
調査名称:転職時の副業意向調査
調査手法:調査会社モニターを用いたインターネット定量調査
調査対象:性年代 20歳~59歳の男女 
職業  会社員/会社役員・管理職/公務員・団体職員/自営業・専門職/派遣・契約社員
地域  全国
回答者数:420名
調査主体:株式会社クラウドワークス
調査期間:2023/09/25~2023/09/28

20代~50代男女のうち、48.6%が「今後就職・転職するなら、副業可の会社を選びたい」と回答

「今後就職・転職するなら、副業可の会社を選びたいか?」という質問に対し、「そう思う」「どちらかというとそう思う」と回答した人の割合は、48.6%となった。

世代別では、20代・30代の副業可の会社を選びたい意向が半数以上、30代女性がもっとも高く62.2%に

年代別に見ると、20代・30代において特に、副業可の会社を選びたい傾向が強いことが判りました。20代では51.7%、30代では57.1%と、いずれも半数を超えています。また、40代も48.9%と半数に迫る結果となった。

性年代別に見ると、30代女性が最も副業可の会社を選びたい意向が強く、その割合は62.2%にのぼりました。各世代を全般的に見ても、男性より女性の方が副業可の会社を選びたいと考える傾向があることが判った。

調査結果からの考察

経団連が2022年10月に公表した「副業・兼業に関するアンケート調査結果」によると、2019年以降従業員の副業を容認する会社は急増しており、2022年時点で約70%の企業が「認めている」「認める予定」と回答しています。また、昨今は副業に加えてスポットワーク市場も盛り上がりを見せており、働き方の選択肢が多様になっています。

2023年3月に当社がコーポレイトディレクション社とともに公表した「ホワイトカラー正社員の副業事情に関する共同調査」では、今後10年で正社員副業市場は約2兆3540億円の市場規模になると推計しています。その背景には、人々が副業を「隙間時間でのお小遣い稼ぎ」(副業1.0)だけではなく、「キャリアを自らアップデートしていくための手段」(副業2.0)へと捉え方を広げつつあるという実態があります。

本調査で判明した「2人に1人が転職するなら副業可の会社を希望する」という結果は、人材流動化加速を促す世の潮流を受け、人々が自らのキャリアを自らの手で築く意識の高まりが伺えます。クラウドワークス×コーポレイトディレクション「ホワイトカラー正社員の副業事情に関する共同調査」:https://crowdworks.co.jp/news/p2v-g27hv/

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000194.000050142.html