生成AIへの情報収集意識の高い20代~60代SHIFT AI会員126名にアンケートを行った株式会社SHIFT AI。『2023年下半期AIトレンドランキング』を発表した。
調査概要
調査時期:2023年8月30日(水)〜2023年10月24日(火)
調査方法:インターネット調査
調査対象:SHIFT AIコミュニティ会員 / SHIFT AI公式LINE登録者
有効回答数:126名(全国、20代21名、30代31名、40代41名、50代26名、60代7名)【複数回答式】
2023年話題になったと思う生成AIツール
1位『ChatGPT』
ChatGPTはOpenAIが開発した大規模な自然言語処理(NLP)機械学習モデルで、人間のような流暢な会話生成が目的。様々なトピックに対する質問への回答やテキストベースのタスクも実行可能。
2位『Bard』
「Google Bard」はGoogleが開発した対話型AIサービスで、自然なやり取りが可能。検索サービスと連携し、チャットで質問するとAIがビッグデータから正確な回答を提供する。
3位『Midjourney』
アメリカで開発された「midjourney」は画像生成AIで、テキストでキーワードを入力するとそれに合った画像が自動生成される。誰でも簡単に高精度な画像を作成できるため、広く注目を集めている。
4位『Stable Diffusion』
Stable Diffusionはテキストを基に画像を生成するAIで、英単語でイメージを入力すると、搭載されたDiffusion Modelが様々な画像を生成。ユーザーはアルゴリズム理解やプログラミングなしにテキスト入力で画像を作成できる。
5位『Bing AI』
Bing AIは、Microsoftの検索エンジンBingに搭載されたGPT-4を使用した検索エンジン型AI。Webデータを学習し、自然な会話や文章の編集、データ分析、プログラミング、画像・動画・音楽生成が可能。従来の検索エンジンと異なり、ユーザーの質問に対応し、Web上の最新情報を検索して回答する。
生成AIを利用して自動化している業務
1位『データ分析』
データ分析は、大量のデータを解釈し、傾向やパターンを特定して意思決定をサポートする業務。
2位『メール作成』
メール作成はビジネスでのコミュニケーションや情報伝達を効果的に行うための業務。
3位『ライティング』
ライティングは文章を創作・編集する仕事で、広告、ウェブコンテンツ、記事などを制作し、情報を伝える業務。
4位『データ入力』
データ入力は情報をコンピュータに入力する業務。
5位『コーディング』
コーディングはプログラミング言語を使用してソフトウェアやアプリケーションを開発し、バグの修正や新しい機能の実装などを行う仕事。
【SHIFT AI代表木内コメント】
意外とデータ分析系の活用事例が多い結果となりました。code interpreterを皮切りに、生成AIによるデータ分析は一気に盛り上がりましたね。社内にデータサイエンスできる人が少ないのと、ツールによってデータ分析の敷居が非常に下がったのが主な理由だと思います。