秋になり、美術館・博物館へ行ったり、様々に芸術を楽しみたいと思っている方もいるのではないでしょうか。
株式会社クロス・マーケティングが全国20歳~69歳の男女を対象に「美術館・博物館に関する調査(2023年)」を実施。今回は、美術館・博物館に関する行動や意識、自分自身の芸術活動について、分析した結果を発表している。
<調査項目>
属性設問
美術館・博物館に行く頻度
美術館・博物館の楽しみ方
美術館・博物館でのお金の使い方や意識
お気に入りの美術館・博物館とその理由
自分自身で行っている芸術・アート活動
<調査概要>
調査手法 : インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
調査地域 : 全国47都道府県
調査対象 : 20~69歳の男女
調査期間 :2023年10月27日(金)~10月30日(月)
有効回答数 : 本調査1,100サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
自発的に美術館や博物館に行く人が「2割程度」
調査結果は、自発的に美術館や博物館に行く人が「2割程度」となり、「誘われれば行く程度」、「以前はよく行っていたが行かなくなった」と答えた人を含めると約半数となった。 <図1>
「誘われれば行く程度」と答えた人は美術館で17.6%。博物館で21.5%。自発的に行く人は女性で多く、特に美術館は25.5%と高い。
美術館・博物館の楽しみ方は「一人で好きなように鑑賞する」が35.8%で1位、「気に入った作品は、時間をかけてじっくり見る」が31.3%と続く。<図2>
「一人で好きなように鑑賞する」はほぼ男女同程度。多くの楽しみ方の項目で女性の割合が多いが、「音声ガイドがあったら利用する」は男性がやや上回る。
美術館・博物館でのお金の使い方や意識は、「行った記念になるものを買う」と「無料・割引で利用するようにしている」が26.2%で1位。<図3>
20代は、「行った記念になるものを買う」「企画展とのコラボ商品を買う」が他の年代より高い。
お気に入りの美術館・博物館は「ルーブル美術館」が多く、収蔵作品の数や建物自体の魅力が理由にあがる。「国立西洋美術館」「大塚国際美術館」などが続く。<図4>
自分自身の芸術・アート活動としては、「絵を描く」が多く、他に「写真」「文章を書く」などがみられた。 <図5>
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000466.000004729.html