10月20日(金)〜10月22日(日)の期間限定で、原宿の「JOINT AROUND the CORNER」にて、“つづく”をテーマにモノとモノとの交換を中心に据えた「モノを売らないお店」がオープン。その様子をお知らせする。

「モノを売らないお店」を企画した背景と目的

 「モノを売らないお店」は、“つづく”をテーマにモノとモノ、モノに込められた持ち主の想いやストーリーを交換することを中心に据えたお店。お客様との接点を設け、モノの価値やライフサイクルについてファッションを愛する者同士が一緒に考え取り組むことを目的としている。

約1,200点の交換が成立!初日はオープン前から約50名の並びも

3日間を通し約260名の来店があり、約1,200点のアイテムの交換が行われ初日にはオープン前から50名以上の行列ができる大盛況となった。

ストーリー交換ブース

 「もう着られないけれど想いがあって捨てることはできないし、値段をつけて売ることも気が引ける。そうして眠っていた洋服を“つづく服”として他の誰かへ譲り、繋いでいけることが嬉しい。」と、モノへ前向きな別れを告げて次へと踏み出す決心が伺えた。

 また「普段は挑戦し難いけれど譲り手の想いが綴られたメッセージを読んで思わず手に取った」、「譲り手の想いに共感したので大切に使いたくなった」など、世代やジェンダー、ジャンルなどの垣根を越えてファッションをより楽しむ気持ちやモノを愛する気持ちを再認識し、新たな発見や出会いが生まれていた。

さらに、譲り手と受け手となるお客様同士の直接的なコミュニケーションが店内で叶う場面や、ご家族やご友人、SNSでのお客様の投稿から本企画のことを知ってご来店くださった方がいらっしゃったりと、“ファッションを愛している”という共通の想いを介して、“モノとモノ”だけではなく“人と人”が繋がるきっかけにもなっていた

再循環ブース

都内3店舗で実施した事前の衣料品回収では約670着の衣料品を回収、その方々の「モノを売らないお店」への来店率は100%。当日分でご用意していた経年在庫など商品として販売予定のないものは約3時間で品切れになり、翌日改めて足をお運びいただいたお客様も多くいた。

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000676.000012471.html