株式会社RECCOOが運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス『サークルアップ』は、最新のZ世代調査として「4マスメディア」をテーマにした調査レポートを発表した。
4マスメディアとは?
かつて「4マス」と略されたテレビ、新聞、雑誌、ラジオといった巨大メディアの総称。これまでは1位テレビ、2位新聞、3位雑誌、4位ラジオが定番のランキングとなっていましたが、大学生に特化した調査を実施すると現在の2位は「ラジオ」という結果になった。
調査概要
調査日:2023年8月30日
調査機関(調査主体):株式会社RECCOO
調査対象:サークルアップに登録する大学1年〜4年生
有効回答数(サンプル数):200人
調査方法:サークルアップ for client のアンケートオファー
「ながらメディア」がタイパ世代の価値観と一致か
視聴覚で楽しむテレビなどの動画コンテンツと異なり、ラジオは五感の中で「聴力」しか占有しないことから、何か別のことをしながら楽しむ「ながらメディア」と呼ばれてきた。昨今のZ世代は、情報過多の背景からタイムパフォーマンスを重視する「タイパ世代」と言われています。こうした価値観の背景と、近年、Podcastやradikoの登場により、ラジオが気軽にスマートフォンでも楽しめるようになったことから、大学生をはじめとするZ世代の中でラジオが「身近なメディア」へと変容したものと考えられる。
新聞は男性、テレビ・ラジオは女性の方が接触率が高い
今回の調査結果は男女100名ずつ合計200名の現役大学生に聴取しました。その内訳を男女別に検証すると、テレビは女性44%、男性31%、ラジオは女性7%、男性3%、新聞は女性1%、男性4%、雑誌は女性2%、男性2%となりました。微差ではあるが、テレビ、ラジオは女性の方が接触傾向が高く、新聞や男性の接触傾向が高いようだ。
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000033607.html