AI技術の進化に伴い、生成AIの利活用に関する懸念が高まっている。

そこで、日本マネジメント総合研究所合同会社・GPT研究所の所長であり、理事長でもある戸村智憲氏が「GPT監査シリーズ⑫」と題し、生成AI利用時における監査の重要性や宿題代行の是非、また生成AIと教育の関連についての考察を公開。ChatGPTで夏休みの自由研究レポートを出力させるプロンプトひな形を無料で公開している。

以下は、ChatGPTが防災をテーマにして自由研究レポートを作成した際の出力検証例だ。

プロンプト(生成AIへの入力内容: Written by Tomonori Tomura)
優秀な信頼性あるプロの学習塾の講師として、以下の制約条件を基にして、小学生が提出する夏休みの自由研究の宿題として執筆するレポート文面を出力して下さい。
制約条件1: 本文の文字数は800文字以上で1200文字以内
制約条件2: 小学校5年生が書くレベルの内容と文体
制約条件3: 防災に関する身近な話題をとりあげる

【タイトル】
地震から身を守ろう!〜身近な防災について〜

【はじめに】
こんにちは、みなさん!私たちの大切な夏休みが始まりましたね。夏休みは遊んだり、思いっきり楽しむ時間ですが、ひとつだけ忘れてはいけないことがあります。それは、地震や災害から身を守ることです。今回の自由研究では、身近な防災についてお話しします。

【地震の恐ろしさ】
 地震は私たちにとって身近な危険です。地震が起こると、家や学校が揺れ、家具や物が倒れたり、壊れたりします。怪我をしたり、命の危険にさらされることもあります。だからこそ、地震に対してしっかりと備えることが大切なのです。

【身近な防災のポイント】
家族との話し合い
まずは、家族と一緒に地震について話し合いましょう。地震が起きた時にどう行動するか、家の中で安全な場所はどこかなど、予め決めておくことが重要です。

靴をそろえる
地震の際にはガラスが割れたり、物が落ちたりすることがあります。そのため、家の中にはいつでも靴をそろえておくことが必要です。素足やスリッパではケガをする可能性があるので、注意しましょう。

非常食の備蓄
地震が発生し、しばらくの間外に出られなくなることもあります。そのため、非常食を備蓄しておくことが大切です。水や食料、懐中電灯やラジオなどの備えを整えておくと安心です。

避難場所の確認
地震が起きた際には、安全な場所へ避難する必要があります。学校や公園、高台など、避難場所を予め確認しておきましょう。また、避難する際には家族と一緒に行動することが重要です。

【まとめ】
地震は怖いものですが、予め備えておくことで安心して過ごすことができます。家族との話し合いや靴の準備、非常食の備蓄、避難場所の確認など、身近な防災対策をしっかりと行いましょう。皆さんの安全と健康を願っています。素敵な夏休みをお過ごしください!


GPT研究所 所長 戸村智憲プロフィール
大阪出身。早大卒。米国MBA修了。全米トップ0.5%のみに授与される全米優秀大学院生を受賞。国連勤務にて、専門官としてSDGs・ESG関連の普及啓発や、テロ対策・リスク管理・危機管理などを実践。経営行動科学学会理事、JA長野中央会顧問、上場IT企業JFEシステムズ顧問などを歴任。Google元社長との人工知能に関する特別対談や、国内最大級のIT展示会CEATECでの特別講演など、講演・研修・メディア出演多数。著書33冊(『企業統治の退廃と甦生』(中央経済社)等)。難しいことをわかりやすく講演・指導するスタイルが人気。弁護士・公認会計士・大学教授などの専門家を指導する専門家としても活動中。

【参考文献】
「地震と防災」 小学館
「地震と備える」 防災庁

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000462.000025058.html