エンタメ業界のプロを育成するアミューズメントメディア総合学院(以下、AMG)が、卒業生のVtuber・高槻りつさんを迎えてトークショーを開催。フリーランスのCGクリエイターとして仕事をするうえで大切なことは、「自分より作品のクオリティが上の人を見つけること」など、自身の体験を踏まえた貴重な話が飛び出した。

AMGのゲーム・アニメ3DCG学科を卒業した高槻さん。入学時は他学科で「ライトノベルの表紙のイラストを描きたい」という思いがあったそう。しかし、1年次のゲーム共同制作(複数の学科が合同でチームを組みゲーム制作をするプロジェクト)を経験した際、3DCG学科の学生の作品に憧れを持ち、転科することを選んだという。ゲーム・アニメ3DCG学科に入った後は、CG関連のソフトを使ってキャラクターを描くように。また、共同制作では、トラブルが発生しても対応できる力、みんなで制作をする中で相手の考えを理解する力が身に付いたと話した。

自身がポートフォリオ(企業やユーザーに売り込むもの)として存在するVtuber。2Dのイラストだけでなく、「3Dのイラストが描けることで、仕事の幅が広がった」という。在学中に学んだことを活かし、Vtuberとして活動から4年、今では20社以上の企業からお仕事の依頼がきているそう。さらに、同業者であるVtuberと友人関係になることも多く、「交友関係が広くなった」という話もしていた。

最後は参加者の方の質問に答える場面も。「フリーランスのCGクリエイターとして仕事をするうえで大切なことはなんですか」という質問に、「自分より作品のクオリティが上の人、自分よりモチベーションが高い人を見つけて、その人を“超えてやる”という思いを持ち、わかりやすい目標を立てることが大切です」と回答していた。

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000422.000025577.html