11月26日(土)、東京ミッドタウン(東京・港区)にて「WOMAN EXPO 2022 Winter」が開催。併せて「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2023」表彰式が行われた。

「WOMAN EXPO」は、⼥性がもっと活躍できる環境づくりを応援する「⽇経ウーマノミクス・プロジェクト」の⼀環として、2014年にスタート。働く⼥性のための情報誌「⽇経WOMAN」、働く⼥性に役⽴つ情報を届けるWebメディア「⽇経xwoman」、健康や美容に関する情報を届ける「⽇経ヘルス」ほか、⽇経グループの媒体がそれぞれの特徴を⽣かし、⾃分らしく輝くすべてのワーキングウーマンに役⽴つ情報や体験を、セミナー、展⽰などリアルの場で提供している。

9年目を迎えた今年はセミナーの登壇者として、スプツニ⼦︕さん(アーティスト、Cradle 代表取締役社⻑)、Kellyさん(モデル)、タサン志⿇さん(家政婦、料理人)、⻑井かおりさん(ヘア&メイクアップアーティスト)らが参加。セミナー「まっすぐも、遠回りも――回り道キャリアのすすめ」では、ゲストの近藤春菜さん(お笑いコンビ「ハリセンボン」)が、仕事の失敗談やストレス解消法などを笑いを交えて明かしつつ、「やりたいことを楽しくやる」など前向きなメッセージを発信。大橋マキさん(アロマセラピスト、一般社団法人はっぷ代表)が登壇したセミナー「カラダと地球にやさしいプラントベースフード、大豆のすすめ」では、植物原料かつ高たんぱく質なことで注目を集めている“豆腐バー”の健康効果や便利な調理法に会場中が興味津々。大橋さんは「地球のことも考えながら、健康寿命も延ばせるのはうれしい」とコメントしていた。

そして、各界で目覚ましい活躍を遂げた女性を表彰する注目度が高いアワード「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2023」では、ECサイト「北欧、暮らしの道具店」の店⻑として、独⾃の世界観で事業を成功させたクラシコム取締役の佐藤友⼦さんが大賞を受賞。「モノやコトに出合える場」にすることを徹底して熱いファンを獲得、年商51億円を達成して東証グロース市場への上場を果たした。

授賞式では、「私でよいのでしょうかという気持ちがありました」と明かし、「こういう人がいてもいいんだよ、と評価いただけたことを純粋にうれしく思います」と大賞受賞の感想を語った佐藤さん。その後行われたトークショーでは、多くのファンから支持を得るサイト作りについて、「“買物をしたい”というよりも“付き合っていきたい”と思ってもらえること以上の価値はない」という想いのほか、共同創業者である兄とについては「お互いが信頼できるビジネスバートナーになれた」と語っていた。

なお、「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2023」を含め、「WOMAN EXPO 2022 Winter」各セミナーの模様はアーカイブ配信にて視聴可能。詳しく「WOMAN EXPO 2022 Winter」は公式サイトにて。
「WOMAN EXPO 2022 Winter」公式サイト

【受賞】遠藤舞憂子さん/花王 化粧品事業部門 マステージビジネスグループ KATE
(「コロナ禍で口紅は売れない」をはねのけ、SNSで話題騒然の爆売れリップを開発)

【受賞】竹下真由さん/竹下製菓 代表取締役社長
(「ブラックモンブラン」の製菓会社を事業承継。M&Aなどの多角化経営で売上200%超に)

【受賞】近本あゆみさん/ICHIGO 代表取締役CEO
(世界180の国と地域で「お菓子のサブスク」の越境ECを展開し、起業6年目で年商40億円に成長)

【受賞】藤原麻里菜さん/無駄 代表取締役 コンテンツクリエイター、文筆家
(人の心を豊かにする「無駄づくり」活動で新しい価値観を生み出し、独自のキャリアを形成)

【受賞】山本理恵さん/EventHub 代表取締役CEO
(オンラインサービスにいち早く転換、累計60万人が使用するイベントシステムを運営)

【受賞】渡部カンコロンゴ清花さん/NPO法人WELgee 代表理事
(来日難民を「グローバル人材」として就労支援。ウクライナ避難民支援でも注目を集める)

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002112.000012949.html