週に1回、CREATIVE VILLAGEがセレクトするおでかけ情報。11月3週目は、京都にて開催中の「アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」展と、「SONY PARK展 KYOTO」を紹介します。

9月17日(土)より京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」にて開催中の「アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」展。ポップ・アートの旗手として、アメリカの大量消費社会の光と影を描いたアンディ・ウォーホル。この大回顧展では、1950年代に商業イラストレーターとして活躍していた初期の作品から、1960年代に事故や死を描いた象徴的な「死と惨事」シリーズ、アンダーグラウンド映画やテレビ番組などの映像作品、セレブリティ(有名人)たちの注文肖像画、そして、その名声を揺るぎないものとしつつ、カトリックの生い立ちにも触れる晩年の作品などを展示中。

1966年の作品に自分を投影できるアートインタラクション体験も

本展示会の中で、注目を浴びているのは、体験型作品「Fragment Shadow」 。アンディ・ウォーホルの《銀の雲》(英:Silver Clouds)(複製)とコラボレーションし、新しいインタラクション体験を提供している本作品は、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所)笠原俊一リサーチャーの研究活動の一環として制作されたもの。ウォーホルの触れることができるインタラクティブ・アート作品《銀の雲》(複製)と、「Fragment Shadow」の融合がもたらす体験はアンディ・ウォーホルの数多い展示会でも初の試みとなっている。

東京で大好評だった「Sony Park展」も開催中

また、11月11日から23日まで、2021年夏に東京・銀座で開催され、期間中に100万人に好評だった「Sony Park展」が場所を京都に移して開催中。ロームシアター京都会場では、歴代のソニー製品と共に、アンディ・ウォーホルが実際に使用したウォークマンが日本初公開で特別展示されている。

今や音楽を外で聞けることは当たり前となっているが、1979年の発売当初は革新的。その体験をこよなく愛し、たくさんの作品へのインスピレーションを与えたかもしれないこの実機が、数々の貴重な作品群と同じタイミングで京都に共存する、またとない機会となっているようだ。

展覧会名:
アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO(文化庁移転記念 京都市公式展覧会)
会期:2022年9月17日(土)~ 2023年2月12日(日)
会場:京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」(京都市左京区岡崎円勝寺町124)
開館時間:10:00~18:00 (入場は閉館の30分前まで)

展覧会名:
Sony Park展
会期:2022年11月11日~23日
会場:京都新聞ビル 地下1階(京都新聞印刷工場跡地)、ロームシアター京都
住所:[京都新聞ビル 地下1階] 京都府京都市中京区烏丸通夷川上ル少将井町239、[ロームシアター京都] 京都府京都市左京区岡崎最勝寺町13
開館時間:10:00〜18:00

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000074688.html