第二新卒の定義は明確に定められていません。企業によって対象が異なるため、迷うことも多いのではないでしょうか。

この記事では第二新卒の一般的な定義と、新卒・既卒との違いを紹介しています。
企業から求められているスキルを理解して、就職活動を進めるヒントが見つかります。

第二新卒の定義とは

第二新卒とは、学校を卒業して企業に就職したのち、1~3年以内に就職や転職をする若年層の人材を指すことが多いです。
四年制大学を22歳で卒業して1~3年以内に転職する場合、25歳までが第二新卒の範囲内といえます。

一度就職していることから、”基本的なビジネスマナーは持ち合わせている人材”を前提としていることが多いでしょう。
新卒を一から育てる時間を割けない中小企業やベンチャーなどでは、第二新卒を積極的に採用するケースも見受けられます。

また昨今では人材不足による倒産が珍しいことではなくなりつつあります。働き手を確保するため、門戸を広くして求職者を受け入れたいという企業のニーズは、今後も高まっていくことが予想されます。

新卒・第二新卒・既卒それぞれの定義

新卒:新規卒業者の略称で、学校を卒業後その年に就職する人を指します。

新卒


第二新卒:学校を卒業して企業に就職したのち、1~3年以内に転職をする人を指します。

第二新卒


既卒:学校を卒業後、一度も正社員として就職したことがない人を指します。

既卒

新卒に関してはほとんどの企業で定義が一致していますが、第二新卒と既卒は明確な定義はないため、企業によって考え方がまちまちです。
求人の募集要項を見ると、企業が求めているスキルがわかります。自分の希望条件に当てはまるようでしたら、応募してみることをお勧めします。

▼【第二新卒歓迎の求人】募集要項

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【メディア統括本部】第二新卒歓迎:共通基盤サーバサイドエンジニア
職種 サーバサイドエンジニア
雇用形態 契約社員、正社員
勤務地 東京都 渋谷区宇田川町
アメーバのプラットフォーム、バックエンドシステムの開発・運用

自分は第二新卒に当てはまる?タイプ別チェック

一般的な定義と照らし合わせ、第二新卒に当てはまるかをタイプ別にご紹介します。

大学院卒業の場合

ほとんどの場合大学院を卒業するのは24歳のため、その後1~3年以内に退職すると27歳です。25歳までを第二新卒として扱うことが標準的ですが、この場合は社会人経験の年数が少ないため、第二新卒として扱われる可能性が高い。

専門・短大卒業の場合

専門学校・短期大学を卒業した人も、卒業後3年以内は第二新卒に当てはまります。
ただし短大を20歳で卒業した学生が25歳で再就職する場合は「中途採用」とみなされるケースが多い。

5年間の社会人経験があるため、年齢よりも経験年数により中途採用として定義される可能性が高いというわけですね。

アルバイトの場合

大学を卒業後に就職せずアルバイトとして働いた場合は既卒として扱われます。

既卒とフリーターは何が違うのか、疑問に思った方もいると思います。通念として、卒業後アルバイトとして働く若年層(1~3年)までを既卒。それ以降もアルバイトとして働く人をフリーターと呼称することが多い。

既卒も決まった定義は存在しないので、企業によってとらえ方は異なります。

第二新卒のメリット・デメリット

再就職先を探すとき、第二新卒にはメリットとデメリットが存在します。

メリット
・ビジネスマナーが身についている
・仕事に対する基本的な対応力がある
・企業理念への対応力がある

すでに就業経験があるので、基本的なビジネスマナーは身についているといえます。
また、一定量のスキルを習得していながらも、自分の考え方に固執せず企業理念に柔軟に対応ができます。新人をイチから育てるリソースがない中小企業や、スピード感のあるベンチャー企業では重宝されるケースもあります。


デメリット
・転職理由には注意が必要
・新卒と同じラインからスタートする場合がある

比較的短いスパンでの離職のため、転職理由には注意が必要です。採用者側に「仕事に対応できなくて辞めたのでは?」「入社してもすぐ辞めてしまうのでは?」と思われてしまうと、選考を通過するのが非常に難しくなります。
自身が進みたい方向性やキャリアプランと重ね合わせて転職理由を述べましょう。

企業によっては新卒と第二新卒をひとくくりで扱う場合もあります。新卒が多い職場だと、自分の立場と現場とのギャップに違和感を抱く可能性もゼロではありません。

これらは第二新卒のデメリットといえるでしょう。

第二新卒の転職活動方法

新卒のように5月から企業情報が公開されて、エントリーシートを提出するといった就活スケジュールは、第二新卒に当てはまりません。
中途採用と同じように、求人情報をチェックして自分で応募する転職エージェントサービスへ登録してサポートしてもらうのが主流です。

求人情報サイトでは「第二新卒歓迎」に絞って検索することもできるので、まずは企業がどのようなスキルを求めているのかチェックしてみてはいかがでしょうか。

新卒・第二新卒歓迎の求人一覧

まとめ

第二新卒の一般的な定義、新卒・既卒との違いを理解して就職活動を進める方法を紹介しました。
言葉は似ていても新卒とは区別されていることがほとんどなので、この記事で紹介した違いを理解して就職活動を進めてください。

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