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ゲームクリエイターになるには?進路の選び方、よくある勘違いまで徹底解説

2018/03/19 お仕事コラム

ゲームクリエイターを目指すためにどんな進路を選べばいいか、迷う人も多いのではないでしょうか。この記事では、ゲームクリエイターになるために必要なスキル、ゲームメーカーとゲーム開発会社の違いやよくある勘違いなど幅広く解説しています。
ゲームクリエイターになるために必要な情報がギュッとまとめられているので、ぜひご一読ください。

ゲームクリエイターとは?

ゲームクリエイターとは、ゲームソフトやゲームアプリの制作や開発に関わる仕事全般のことを指します。
ゲームはいろいろな役割を持った人が作業を分担してひとつの作品を作り上げているので、職種も細かく分かれています。

ゲームクリエイターになるための進路

ゲームクリエイターになるためには、大きく分けると「独学で学ぶ」「学校で学ぶ」というふたつの方法があります。

どちらを選べばいいか悩む人も多いですが、全くの未経験者の場合は学校で勉強することをおすすめします。

学校では基礎的な知識をまんべんなく学ぶことができるので、ゲーム作りの基礎を固めることができます。自分だけでは気づけない、ゲームを魅力的に見せるためのノウハウやテクニックをアドバイスしてもらうことも可能でしょう。

学校からの推薦で就職の後押しをしてくれることもあるので、学んでから就職するまでの道筋が比較的整っていることもメリットのひとつです。

逆に、独学でも不利になりにくいのはデザイナーやイラストレーターです。
AdobeのPhotoshop(フォトショップ)やIllustrator(イラストレーター)、イラスト作成ソフトのSAIなどを使ってデザインやイラストを作成した経験があれば、実力次第では採用につながるケースもあります。

ただし、デザイナー・イラストレーターの実力を見るためには「ポートフォリオ」と呼ばれる作品集の提出が必須で、どれだけ魅力的な作品を載せられるかがネックになります。
独学でゲームクリエイターを目指す場合は、スキルがあることが第一条件。そしてそれを適切な形でアピールできる作品集作りが合否を分けることを覚えておきましょう。

ゲームクリエイターの就職先

ゲームクリエイターの就職先は、ゲームメーカーとゲーム開発会社のふたつに分けられます。

ゲームメーカーとゲーム開発会社の違い

ゲームメーカーとは、ゲームの企画・開発・販売をする会社のことを指します。
ファイナルファンタジーやドラゴンクエストで有名なスクウェア・エニックス、モンスターハンターを発売するカプコンなどがゲームメーカーに分類されます。

ゲーム開発会社とは、ゲームメーカーが企画したゲームの開発をする会社のことを指します。
企画やプロデュースはメーカーが行い、キャラクターを3DCGに起こして動きを付けるのは開発会社が行う、といった役割分担があります。

開発会社はメーカーの依頼を受注して開発をする以外にも、自らゲームの企画~開発をすることも多々ありますが、自社IP*を持たず開発のみに徹する開発会社もあります。

IPとは?
IPは知的財産権(Intellectual Property)の略。ゲーム業界では、企業が権利を保有しているキャラクターやゲームタイトルをIPと呼ぶことが一般的。

ゲームメーカーとゲーム開発会社の仕事の違い

ゲームメーカーでは仕事が細かく分かれていることが多いため、3DCGに動きを付けるモーション担当になった場合、基本的にモーション以外の仕事をすることはありません。

有名な大手企業だと、サッカーゲームの芝生の動きだけを担当することや、キャラクターの髪の動きだけを担当することもあります。

開発会社では、メーカーから依頼されたいろいろなゲームの開発を幅広く担当します。キャラクターを3DCGに起こすモデリングや、動きを付けるモーションなど、3DCGに関するスキルを全体的に担当することが一般的です。

まずは開発会社に入っていろいろな業務を経験して、「キャラクターにとことん関わりたい」「モデリングを突き詰めたい」という思いから、メーカーを目指す人も多いです。

ゲームクリエイターになるために必要なこと

ゲームクリエイターになるためには、とにかく新しいゲームに触れておくこと、これが大事です。コンシューマゲームもソーシャルゲームも、どんどん新しい技術やアイディアが生まれます。
「今こんなゲームシステムが流行っているので、それを活かして企画を立てました」といった着眼点は就職のときプラスになります。
新しい技術やトレンドにアンテナを張っておく、「新しモノ好き」が求められる仕事でもあります。

あのゲームに携わりたい!それならメーカーじゃなくて開発会社を狙え!?

「あの有名ゲームを自分も作ってみたい、だから有名な大手ゲームメーカーへの就職を目指します」ゲームクリエイターを目指す学生さんなら一度は考えるかもしれません。実はこれ、間違っている可能性があります。

「ゲームメーカーとゲーム開発会社の仕事の違い」でもお伝えしたように、たとえどんなに有名なタイトルでも、メーカーは企画立案だけを担当して実際にゲームを作っているのは開発会社というケースも多々あります。

有名な大手企業に就職しても、目指していたゲーム作りにチャレンジできない、なんてことも。メーカーばかりでなく開発会社にも目を向けた業界研究をして、自分の目標を目指しましょう。

クリーク・アンド・リバー社では、ゲーム業界に精通したエージェントが無料で就業をサポートします。あのゲームはどこが企画してどこが作っているの?ちょっと聞きたいアレコレをぜひご相談ください。
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ゲームクリエイターの平均年収

ゲームクリエイターの平均年収は以下のとおり。
20代前半:350~400万円
20代後半:400~450万円
30代前半:450~550万円
30代後半:500~600万円

あくまでもゲームクリエイター全般の平均年収なので、職業・スキルによっても前後します。
ゲーム開発の総監督であるプロデューサー、現場監督であるディレクターなど、開発に関する予算や人を管理する立場の職業は年収が高くなる傾向にあります。

また、普及し始めたばかりで扱える人が少ないソフトや、新しい技術をいち早く使いこなせるスキルを持った技術者にはそれに見合った高い年収が支払われます。

ゲームクリエイターになるための必要資格


ゲームクリエイターは必ずしも資格は必要ありませんが、助けになり得る資格はいくつかあります。デザイナーやイラストレーターとして働くには、最近では必ずと言ってよいほどPhotoshop(フォトショップ)やIllustrator(イラストレーター)の習得が必要です。

これらのソフトには「Photoshop® クリエイター認定試験」「Illustrator® クリエイター認定試験」というものがあり、難易度別にランクが分かれているので、どの程度ソフトを扱えるかを示す手段となります。資格を取るために体系的に学ぶことで、幅広い知識を身につけられるメリットもあります。

Photoshop®クリエイター能力認定試験

Photoshop®クリエイター能力認定試験
公式サイト:http://www.sikaku.gr.jp/ns/ps/
実施企業:株式会社サーティファイ

難易度によってスタンダードエキスパートのニつがあり、スタンダードでは「指示通りの作業を正確かつ合理的に行う」こと、エキスパートでは「クライアントのニーズに対応した創造性の高いコンテンツ制作ができる」ことが要求されます。

学習時間の目安は、おおむねスタンダードで20時間、エキスパートで18時間となっています。
Webデザインの現場ではPhotoshopの技術は必須なので、おすすめの資格です。


Illustrator®クリエイター能力認定試験

Illustrator®クリエイター能力認定試験
公式サイト:http://www.sikaku.gr.jp/ns/il/
実施企業:株式会社サーティファイ

求められるスキルは、Photoshop®クリエイター能力認定試験と同じく、スタンダードでは「指示通りの作業を正確かつ合理的に行う」こと、エキスパートでは「クライアントのニーズに対応した創造性の高いコンテンツ制作ができる」ことです。
学習時間の目安は、おおむねスタンダードで18時間、エキスパートで19時間となっています。

書類選考が通らない、面接で落ちてしまうのはこんな人

新卒入社を目指している学生が選考で落ちてしまうのは、企業が求めているスキルレベルを満たしていないことが一番の原因です。
どうしても入りたい企業があるのなら、近い業種や職業に就いて経験を積んでから再チャレンジすることもできます。

中途入社の場合は、スキルレベルを満たしていることは最低条件ですが、それ以外にもポジションのミスマッチにも注意が必要です。
ポジションのミスマッチとは、企業が「この職業にはこの仕事を任せたい」という考えと、応募者が「こんな仕事をやりたい」という考えにズレが生まれてしまうこと。

例えばソーシャルゲームの場合、企画を立てて新しいゲームを作る以外にも、すでにリリースしているタイトルの運用も大事な仕事です。

ゲーム内のイベント企画や新キャラの追加など、既存ゲームの運用経験が求められているのに、新規ゲームを作ることやその経験ばかりアピールしてしまっては企業の求めているものとズレてしまいます。

応募しようとしている仕事では何が求められているのか、しっかりと募集要項を読み込んでおきましょう。
場合によっては転職エージェントへの相談も検討してください。
転職エージェントは企業の採用担当者と直接やりとりしています。そのため、その職種に何が求められているのか、もっとアピールするべきポイントは何かヒントが見つかりやすくなります。

まとめ

ゲームクリエイターになるために必要な情報をご紹介しました。
新卒でゲームクリエイターを目指すなら、自分が携わりたいゲーム作りが実現できるようにしっかりと企業研究をしましょう。

中途採用でゲームクリエイターを目指すなら、企業が求めている仕事とのミスマッチが起きないように募集要項を読み解くことが大切です。

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