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「フォトグラファー」と「カメラマン」の違いとは?仕事内容について解説

2019/08/14

カメラを使った職業には「フォトグラファー」と「カメラマン」の2種類があります。しかし、この2つの職業の違いは分かりづらいですよね。

この記事では、カメラを使った仕事を目指す方に向けてフォトグラファーとカメラマンの違い、それぞれの主な仕事内容について解説していきます。

1.フォトグラファーとカメラマンの言葉の意味

フォトグラファーは英語の「Photographer」が由来です。写真を意味する「Photograph」から派生した言葉であり、写真家を意味しています。

フォトグラファーの主な活動媒体は新聞や雑誌です。報道用の写真撮影や、グラビア撮影はフォトグラファーの仕事です。

一方、カメラマンは英語の「Cameraman」を日本語読みした言葉です。カメラマンは映画やテレビの撮影技師を表します。

カメラマンという言葉が使われ始めたのは、フォトグラファーという言葉が生まれるよりも前からです。
日本では、フォトグラファーとカメラマンにはっきりした定義分けがされていません。そのため、写真を撮る人を「カメラマン」と呼ぶことが一般的です。しかし、英語圏だと両者はまったく違う職業として認識されています。

フォトグラファーが「写真」に特化した撮影技師であるのに対し、カメラマンは「映像」の撮影を指します。海外で写真家をカメラマンと呼んでも間違いではありませんが、フォトグラファーという呼び方のほうが定着しています。

日本でもカメラを扱う人が必要な現場は少なくありません。メディアの取材から、広告素材を撮影したり動画を作ったりする仕事まで、いろいろな場面で専門家が求められています。フォトグラファーとカメラマンの意味を明確に使い分けたほうが、クリエイティブ職を目指すためのプランを立てやすいでしょう。

2.フォトグラファーの主な仕事とは


フォトグラファーの仕事内容は多岐に渡ります。多くのフォトグラファーは「商業写真」の撮影を生業にしているケースが多いでしょう。自分の写真を商品化したり、被写体を宣伝したりするために撮影を行う仕事です。

たとえば、「ブツ撮り」は典型的なフォトグラファーの仕事です。アパレルや飲食店などで、商品をパンフレットや広告媒体に載せるためには写真を撮らなくてはいけません。そこで、商品を依頼者に用意してもらったうえで写真に収めていくのがブツ撮りです。

また、イベントやセレモニーでの撮影も例に挙げられるでしょう。結婚式や学校行事でシャッターを切っている人がフォトグラファーです。このとき、フォトグラファーは式場や学校の依頼を受けて記録写真を残しています。そのほか、雑誌のグラビア撮影や報道写真などを手がけることもあります。「誰かの依頼を受けて、注文どおりの写真を撮る」のはフォトグラファーの仕事のひとつです。
もっとも、すべてのフォトグラファーがクライアントに雇われて写真撮影を行っているとも限りません。いわゆる「芸術写真」を中心に活動している場合もあるからです。

芸術写真は被写体の宣伝などの目的があるのではなく、写真そのものを観賞してもらう目的で撮られています。

写真に芸術性があれば芸術作品としての需要が生まれます。こうした芸術写真は展示会に飾られるほか、美術館に置かれたり、ムックや写真集にまとめられたりすることも珍しくありません。こうした芸術の分野で活躍している写真家は芸術家でもありますが、フォトグラファーと呼ぶこともあります。芸術写真だけで生計を立てている人気フォトグラファーも世界中にいます。

3.カメラマンの主な仕事とは

日本では、カメラマンとフォトグラファーの境界線が曖昧になっています。なぜなら、カメラマンの仕事には「動画」だけでなく「写真」が含まれているからです。

そのため、写真の場合はカメラマンとフォトグラファーの専門分野が重複しがちです。写真カメラマンもフォトグラファーと同じく、ブツ撮りや記念撮影を中心に活動しています。広告写真やCDジャケット、写真集などに関しては、写真カメラマンからアイデアを出すことも珍しくありません。そのため、人気カメラマンになるにはクリエイティブディレクターとしての資質も必要になってくるでしょう。
一方、明確な定義ではカメラマンの領域は「動画」だといえます。

動画カメラマンの現場は多く、テレビ番組や映画撮影のほか、CMやPVの仕事もあります。撮影技術が発達したうえ、SNSなどで手軽に動画を発表できるようになったため、動画カメラマンの活躍できる分野は広がりました。近年ではYoutuberの撮影もカメラマンが行っていることがあります。
かつて、カメラといえばフィルムを使ったアナログタイプが当たり前でした。しかし、デジタルカメラが浸透するにつれ、カメラマンに求められるものも純粋な撮影のテクニックだけではなくなってきています。撮影だけでなく、写真をいかに加工するかの腕も試されるようになりました。

結婚式などの記念撮影であれば、新郎新婦は「できるだけ美しく撮ってほしい」と願っているため、加工の技術も使いながらどれだけ理想に近づけられるかが重要です。そのほか、映像素材を短く編集するのもカメラマンの役割になってきました。現代のカメラマンはパソコンやソフトウェアの知識も求められています。

4.フォトグラファーやカメラマンになるにはどうしたらいい?

目指す方法はさまざまだといえるでしょう。特別な資格や免許は必要ありませんが、撮影や編集の高度な技術が必要です。

また、単に写真や動画を撮影するだけでなく、クライアントへの提案力も求められます。主に美術系の大学や専門学校、養成スクールなどでスキルを学ぶことが一般的です。
ごくまれに、在学中から才能を認められてすぐに人気フォトグラファーや人気カメラマンになる人もいます。たとえば、大学には「卒業制作」があるので、先輩の現場を手伝っているうちに目上の人たちから評価されることもありえます。ただし、こうしたケースはかなり特別であり、多くの学生は卒業後、写真スタジオなどに就職して修行をします。その後、スタジオ内でキャリアアップを目指したり、独立したりしてプロを目指します。

一方で、独学であっても本職のフォトグラファーやカメラマンになることは可能です。その場合、作品を発表する機会を自分で設けなくてはなりません。
個展やグループ展を開催したり、写真集を自費出版したりして実績を残していく必要があります。こうした努力が関係者の目に留まり、実力が評価されれば仕事を依頼されるようになるでしょう。あるいは、「持ち込み」を行うのもひとつの方法です。自分の作品をファイルにまとめたうえで、デザイン事務所や出版社を訪問する人もいます。このときは、なるべく自分の作風に合った媒体を選んでアポイントをとるのがステップアップのコツでしょう。

5.まとめ

写真を仕事にするなら、よりクライアント本意で商業性が高いのはカメラマンだといえます。それに対して、フォトグラファーは自分の感性を表現しやすい職業です。自由な創作活動が認められるので、はっきりと作家性がある人には向いています。写真を通してどんな活動を行ないたいのかを考え、表現に興味があるならフォトグラファーを目指しましょう。

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