SFと魔女、そしてバトルアクションを融合させた独自の世界観で注目を集めるイラストレーター・SWAVの初作品集『ReSURGUM SWAV作品集』が、2月19日に小学館集英社プロダクションから発売された。創作活動7年を経てSNSで話題となったシリーズ「ReSURGUM」がついに書籍としてまとめられた形だ。
本作は1997年の東京を舞台に、旅客機事故から唯一無傷で生還した少女ケイカが、魔術適性を持つ「魔女」として警視庁公安部神学魔術11課に加わり、テロ集団や「原始魔女」と呼ばれる存在に立ち向かう物語を描く。人類が触れてはならぬ禁忌の魔術がもたらす崩壊の予兆と、そこに生きる少女の運命が重厚に表現されている。
SWAVはシネマ的な照明演出と構図にこだわり、映像作品のような深みを持つビジュアルで知られる。本書では、3DCGを駆使した衣装やモービルアイテムのデザインも多数収録。アパレルデザイナーとしての経験を生かし、ファッション性とSF的造形美を両立させている点も特徴だ。
コメントには、漫画『DOUBLE HELIX BLOSSOM』で共作するアサウラ氏や、ゲーム『終のステラ』の声優・木村良平氏から賛辞が寄せられた。両名ともSWAVの表現力と世界構築へのこだわりを高く評価している。
また、発売を記念し、2月17日から21日まで東京・渋谷のEmスタジオで個展「SWAV EXHIBITION『ReSURGUM』」が開催中だ。最終日にはサイン会も予定され、会場限定のグッズ販売も行われる。
SWAVは1997年生まれのイラストレーターで、キャラクターデザインやコンセプトアート、アパレルにも携わる。「ノスタルジックな未来」をテーマに『Tales of ARISE』や『アークナイツ』など多くの人気タイトルに参加してきた。
『ReSURGUM SWAV作品集』はB5判・168ページ、定価3190円(税込)。幻想的な世界を「映画の1カット」のように描く彼の原点を知る一冊である。



