株式会社バッファローは、アーティストの創造活動をIT機器で支えるプロジェクトの第3弾として、写真家・映画監督・現代美術家の蜷川実花氏が率いるクリエイティブチーム「蜷川実花 with EiM」とのコラボレーションによるテレビCMを公開した。このCMは2026年2月20日から全国のTBSテレビ系列「ララLIFE」内で放送される。チームにはデータサイエンティストの宮田裕章氏、セットデザイナーのENZO氏、クリエイティブディレクターの桑名功氏、照明監督の上野甲子朗氏らが参加している。
CMのタイトルは「Dreams of the Beyond in the Abyss」である。LEDディスプレイと鏡で囲まれた奈落のような空間を舞台に、虚構と現実、こちら側とあちら側、光と影といった相反する要素を行き来する没入型映像作品だ。この表現は自分の中を深く旅する体験を生み出し、一瞬の連続を欠かさず捉える。制作の裏側ではバッファローの外付けSSDとWi-Fiルーターが活用された。SSDは動画編集時の高速転送と短時間バックアップを担い、ルーターは大容量データの安定通信を支える。
蜷川実花 with EiMのメンバーらは、バッファロー製品を高く評価している。ポータブルSSD「SSD-PHP4.0U3-BA」については、3〜4年分の膨大な撮影データを扱う中で接続速度の速さと耐久性が作業効率を向上させたと語る。水や塵に強い点も屋外使用に適しているという。Wi-Fiルーター「WXR18000BE10P」については、大容量動画の処理に欠かせない速度と安定性を指摘し、バッファローのチャレンジ精神が自らのものづくり姿勢と共鳴すると述べた。
バッファローはこのプロジェクトでアーティストを主役に据え、自身の名前を作品に記さない。創造の裏側で確実性、速さ、安心を提供し、アーティストが集中できる環境を整えるのが役割である。同社はこれを「見えない美学」と位置づけ、ITの退屈を引き受ける誇りを持っている。過去にはRhizomatiks、渋谷慶一郎氏、森江康太氏とのコラボも展開した。
チーム「蜷川実花 with EiM」はプロジェクトごとに多様なメンバーを集め活動する。主要作品に「胡蝶の旅 Embracing Lights」(2022年)、「残照 / Eternity in a Moment」(2023年)、「蜷川実花展 Eternity in a Moment 輝きの中の永遠」(2023-2024年)、「蜷川実花展 with EiM:儚くも煌めく境界」(2024年)、「深淵に宿る彼岸の夢」(2024年)がある。CM本編の監督は亀井新太郎氏、撮影は小熊凌氏が務め、音楽は毛持真人氏が担当した。特別サイトではCMのギャラリーとアーティスト情報を公開中である。



