アニメ・ドラマ・舞台・映画・ゲームなど幅広い業界で必要とされる脚本家。また、手軽に名作映画・ドラマを鑑賞できるようになったことで、未経験から脚本家を志している人もいるでしょう。

しかし、脚本家の仕事内容や必要なスキルは分かりづらいですよね。

そんなお悩みを解消するこの記事では大きく4つのテーマについてご紹介します。

・脚本家とは?
・脚本の書き方を学べる学校
・脚本家に必要なスキル
・未経験でも脚本は書ける?

脚本家を目指す方はぜひ参考にしてください。

1.脚本家とは?

脚本家はドラマ・映画・アニメ・舞台・ゲームなどの物語をつくる人を指します。

そして、これらの脚本に共通して必要なのが4つの設定です。

状況設定 物語の時代や舞台、登場人物の置かれた状況の設定
台詞設定 登場人物の状況を言葉で表現するための設定
感情表現や心理描写設定 俳優が台詞で表現する際、参考にする登場人物の気持ち
(例:怒っているときの「ごめんなさい」、後悔しているときの「ごめんなさい」の違いを表現するとき)
行動設定 登場人物のキャラクターを表す行動
(例:急いで靴ひもを結んだ後に転ぶ行動設定→せっかちなキャラクター)

小説家と脚本家との違い

小説家と脚本家は混同されやすいですが、全く違う職業です。
小説家は小説を書く人、脚本家は小説家が書いた作品を元に、またはオリジナルでドラマや映画などの脚本を書く人を指します。

脚本家は小説を元に映画やドラマの脚本にするとき、小説の舞台設定やキャラクターを基本的に変更しません。しかし、場合によっては小説家の承諾を得て、登場人物を加えたり、結末を変更をすることもあります。

2.脚本の書き方を学べる学校

脚本の書き方を勉強したい人は脚本家の養成講座やスクールを活用すると良いでしょう。

養成講座・スクールのメリットは講師に現役の脚本家が多いことです。脚本の書き方だけでなく、講師との交流を通じて仕事の様子も学べます。また、自分と同じように脚本家を志す仲間と出会えるでしょう。仲間はくじけそうになったときの励みになり、創作の刺激にもなります。

自分に合った講座やスクールがオープンキャンパスや無料見学会を設けていれば、まずは体験入学をしてみましょう。

日本脚本家連盟スクール(日本脚本家連盟)

内容 毎回異なる講師による全体講義をはじめ、少人数のグループに現役脚本 家が1人ずつ指導講師としてつき、ドラマ作りのアイデア、プロット作り、脚本の執筆まで、個別に指導。半年間で1時間ドラマの脚本を完成させる力を習得できる(公式HPより引用)
開講日 木曜日 昼間部14:00~/夜間部19:00~
公式HP http://www.writersguild.or.jp/school/

シナリオ講座(日本シナリオ作家協会)

内容 池端俊策、猪又憲吾、桂千穂、鎌田敏夫、ジェームス三木など優れた人材を輩出した日本シナリオ作家協会の歴史を受け継ぐ講座。基礎科・研修科・創作論講義の3つの講座から選択可能。基礎科は16歳以上であれば学歴・経歴問わず受講可。(公式HPより引用)
開講日 基礎科:木曜日 昼クラス14:00~16:00/夜クラス18:50~20:50
公式HP http://www.j-writersguild.org/

講座やスクールが開講している場所は東京や大阪などの大都市に集中しています。そのため、地方に住んでいる人は学ぶ機会が少ないのが現状です。仕事が忙しかったり、子育て中で家から出られない人もいるでしょう。そんな人におすすめなのが、以下のような通信講座です。

シナリオ通信講座・基礎科(シナリオ・センター)

内容 日本で累計約2万人が受講してきた通信講座。通学のシナリオ8週間講座と同じカリキュラムを、場所や時間に縛られることなく、自分のペースで学ぶことが可能。『シナリオの基礎技術』(新井一・ダヴィッド社)のエッセンスを、通信添削で学ぶ。(公式HPより引用)
公式HP https://www.scenario.co.jp/general/communication/
期間 6ヶ月(12 回添削往復)
受講料 30,000 円 (教材費・税込・6 ヶ月分)

自分に合った講座・スクールをみつけたら、通信講座があるか問い合わせてみるといいでしょう。また、脚本家を目指す人たちのためのハウトゥー本を読んで、独学で書き方を身につけることもできます。

3.脚本家に必要なスキル

脚本家に必要なスキルは大きく分けて4つあります。

  • 物語の構成力
  • 洞察力
  • 想像力
  • 会話の分析力

原作を面白い話・理解しやすい話に構成し直すことが仕事の脚本家にとって「物語の構成力」は基本的なスキルです。「洞察力」と「想像力」は登場人物の感情や行動を表現するのに役立つでしょう。「会話の分析力」は自然な会話・セリフを書くことにつながります。

これらを上達させるためには、人間観察や日常会話の分析をしておくとよいでしょう。

4.未経験でも脚本は書ける?

未経験でも脚本を書くことは可能です。ただし「物語の構成力」や書式を守った脚本の書き方を学ぶ必要があります。そのためには、先ほどご紹介したような講座やスクールで基本を身につけましょう。

そして、書いた脚本を講師や仲間に読んでもらい、感想を聞きましょう。感想から見つかった修正点を書き直すタフな精神力も脚本家になるためには必要です。他の脚本家の脚本を読むこと、映画やドラマを観ることも勉強になるでしょう。

5.まとめ

脚本家になりたいと思ったら、まずは学ぶことから始めましょう。
学ぶことで基本スキルが身についたら、デビューを目指します。デビューする主な方法は「テレビ制作会社への売り込み」「知人などのコネクション」「コンテスト応募」の3つです。

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(CREATIVE VILLAGE編集部)


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