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有料動画配信(VOD)サービスの利用率は増加傾向に。VOD利用者のうち4割はAmazonプライム・ビデオを利用

映像コンテンツ・流通のマーケティング事業を総合的に手掛ける株式会社フィールドワークスと、映像メディア総合研究所合同会社は、全国7,000人規模(うち有料動画配信利用者1,000人)のネットアンケート調査を実施し、定額制動画配信(SVOD)、レンタル型動画配信(TVOD)、デジタルデータでの動画販売(EST)の3つの有料動画配信サービスについて、利用動向を調査・分析しました。

調査結果

1.有料動画配信サービス自体の認知

定額制の動画配信サービス(SVOD)を「知っている」と回答したのは36.4%(前年32.3%)で、「なんとなく~」まで含めた認知は73.6%(前年69.1%)となり、認知が進んでいることが確認されました。
これに対し、レンタル型動画配信サービス(TVOD)とデジタルデータ動画販売サービス(EST)を「知っている」と回答したのは24%ほどで、前年からの変化は小さく、SVODの認知との差が開く結果となりました。

2.有料動画配信サービスの利用率

全回答者中、SVOD、TVOD、ESTのいずれかを過去1年以内に利用した人は16.8%でした。
他の映像視聴サービスと比較すると、「映画館」42.6%、「DVD・ブルーレイのレンタル」27.7%、「DVD・ブルーレイの購入」18.7%という結果となり、「DVD・ブルーレイの購入」との差は2%ほどという結果になりました。

3. VODサービス利用の内訳

SVODとTVODのいずれかを利用するVOD利用者のうち、「SVODのみを利用する層」は53.6%、「TVODのみを利用する層」は8.6%、「併用層」は37.8%となり、VOD利用者全体の91.4%がSVODを利用している結果となりました。
前年と比較すると、TVODの利用層は5.4%増加の46.4%と半数近くを占め、存在感が増している傾向にあることが確認できます。

4. 有料動画配信サービスブランドの認知度

「Hulu」が45.9%(前年40.7%)で前年に引き続き、<最も知られているサービス>という結果になりました。
これに続く「Amazonプライム・ビデオ」は39.0%(前年31.6%)で、前年から7.4%増と認知を拡大させて、「Hulu」を追い上げています。
ほか、前年からの伸長が大きいのが「Netflix」の27.3%(前年20.9%)など、多くの会社が認知を拡大させている傾向にありました。

5. 有料動画配信サービスブランドの利用率

「Amazonプライム・ビデオ」は41.4%(前年34.7)と伸長し、2番手以下を大きく引き離す結果となりました。
以下、「Hulu」 15.0%、「Netflix」 11.3%、「dTV」 7.4%と続き、ここでも認知度と同様、「Netflix」が前年から3%利用を伸ばし、「dTV」と入れ替わるかたちで順位を上げています。
「U-NEXT」も前年から利用が伸び5.7%と順位を上げたほか、今回の調査から選択肢に加えた「DAZN」は利用率6.4%と「YouTube 映画/テレビ番組(※)」に匹敵する利用率となりました。

詳細はこちら

http://www.eizomedia.jp/?page_id=55

調査概要

調査目的 有料動画配信サービス利用者の利用実態の把握
調査対象メディア・サービス (詳細調査)定額制動画配信(SVOD)レンタル型動画配信(TVOD)デジタルデータでの動画販売(EST)
(利用率のみ調査)映画興行 有料放送 DVD、ブルーレイのレンタル DVD、ブルーレイの購入 無料動画サービス
調査期間 2018年6月29日~7月3日
調査対象者 13~69歳男女
調査エリア 全国
調査方法 インターネットアンケート調査
集計サンプル数 7,042人
調査企画 株式会社フィールドワークス/映像メディア総合研究所

CREATIVE VILLAGE編集部