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ファッショントレンドの情報収集はSNSから「ライブコマース」へ―20代の若年層が注目

2017/11/29 SNSニュース

若年層において顕著なSNSの利用率。ファッションやコスメのトレンドはほとんどSNSから収集するというのが、特に10~20代では主流となっているようです。
こうした背景をもとに、20代の若年層のファッションにおける意識や消費行動について、スマートフォンに特化したリサーチを軸に事業を展開する株式会社テスティーが調査を実施。その結果から、「ライブコマース」という新たなキーワードも見えてきました。

細分化するファッションに関する情報収集元、SNSの波及効果とは


●多くの若年層は、ファッションの「流行」に関する情報をスマートフォンで収集していることが判明。
●スマートフォンで情報収集する20代は、男女ともに「SNS」を中心に利用していると回答。
●SNSで情報収集を行う20代のうち、男性は「Twitter」を中心に利用している一方、女性は「Twitter」と「Instagram」の両方を同程度利用していることが判明。

男女で情報収集するメディアに違いあり

アプリでファッションに関する情報収集をすると答えた人の中で、20代男性からは「WEGO」や「WEAR」などファッションECを兼ねたアプリの名前が、20代女性からは「LOCARI」や「ローリエプラス」「pool」といった「キュレーションアプリ」の名前が多く挙がりました。

Webサイトで情報収集すると答えた人では、男女ともに「ZOZOTOWN」の名前が多く挙がり、他にも「NAVERまとめ」などのまとめサイトや好きなブランドのHPを見ているという回答が得られました。

インフルエンサーをフォロー・友達登録することで増える商品との出会い


●SNSにおいて好きなインフルエンサーや芸能人をフォローもしくは友達登録していると回答した20代は、男性で35.8%、20代女性で47.1%となった。
●男女ともに半数以上が、フォロー・友達登録をしているインフルエンサーや芸能人のアカウントで商品紹介されているのを見たことがあると回答。

リアルにこだわる次世代へのアプローチ方法「ライブコマース」。利用経験率と今後の可能性


●ファッション関連商品を紹介するライブ配信を視聴したことがある人を対象に、「ライブ配信の良い点」を調査した結果、「リアル感」があって良いという意見が多く挙がった。
●ライブ配信中に「感想が聞ける」「実際の口コミがわかる」など、ECでファッション関連商品を購入する際にネックとなる「使用感・着用感」「シルエット」に関する情報をすぐに確認できる点も魅力に感じている様子が伺えた。

ライブコマースの利用率はまだ低いが「リアル感」に魅力を感じる人が増加

「ライブコマース」とは、視聴者がライブ動画配信者へリアルタイムに質問やコメントをしながら商品を購入できるというコンテンツ。
視聴したことがある人にライブ配信の良い点を聞いたところ、
「友達にオススメされているような気持ちになる」「動画だから実際にいて動いたときの感じがわかる」「商品の感想など実際の口コミがわかる」といったメリットが挙がりました。

ライブコマースの利用率はまだ低いものの、それを利用した商品購入意欲のある若年層は一定数いることが今回の調査からわかりました。このことから、ライブコマースが今後さらに普及すれば、それに伴い利用率も高まると予想されます。
若者の興味・関心が高いインフルエンサーや芸能人を活用し、さらに「リアル感」を加えて商品購入を促すサービスは、確度の高い新たなマーケティング手法になると言えそうです。

(CREATIVE VILLAGE編集部)